AIは気が付けば仕事の相棒になっていた
mutoです。
最近、「AIに仕事を奪われる」という話をよく耳にします。
確かにそういう側面もあるのでしょう。
ただ、少なくとも今の私にとってChatGPTは仕事を奪う存在ではなく、
仕事を一緒に進める相棒のような存在になっています。
会議の文字起こしや議事録作成はNotta、自己評価はChatGPTを活用しています。
この辺りについては過去記事でも書きましたが、一言でまとめるなら、
自分でやるよりAIに任せた方が良い。
これに尽きます。
もちろん最後の確認や修正は必要です。
ただ、それを差し引いても圧倒的に早く、出来も安定しています。
詳しくは過去記事をご覧ください(笑)。
そして、今日書きたいのはその先の話です。
次はメールだった
ChatGPTを使うようになって、次に恩恵を感じたのがメールでした。
私は昔からタイピングが速い方なのですが、その代償として誤字脱字や変換ミスもかなり多い人間です。

もちろん送信前には確認しています。
ただ、気付かないから間違うのであって、気付ける人間なら最初からそんなミスはしません。
そして正直に告白すると、昔の私はそうしたミスを指摘されるたびに少しイラッとしていました。
「そんなところを見る前に、内容を見てくれよ」と。
いちいち誤字を指摘する人を見ると、
「この人は器が小さいな」と逆ギレしていた時期すらあります(笑)。
もちろん今となっては誤字脱字がない方が良いに決まっています。
ただ当時の私は、「お前、木を見て森を見ずって言葉を知らんのか」と本気で思っていました。
実際、何度も文章を読み返して誤字を潰す時間があるなら、
別の仕事をした方が生産的だとも考えていたのです。
ところが、伝えたい内容だけを箇条書きにして
「ビジネスメールとして仕上げてください」と依頼すると状況は一変しました。
敬語は整うし、表現の重複は減るし、文章の流れも自然になる。
しかも早い。
私が何度も読み返していた時間は何だったのだろう、と思うほどでした。
こうして私は、少しずつChatGPTを仕事の中に組み込むようになっていったのです。
AIは文章を書くより駄目だしが得意だった
認識が大きく変わったのは、会議のアジェンダや答申資料の骨子作成に使い始めてからです。

私は資料を作るとき、まず自分で伝えたいことを整理します。
その上でChatGPTに対して、
「論理破綻はないか」「初見の経営層にも理解できるか」
「情報の過不足はないか」「同じ話を繰り返していないか」といった観点でレビューを依頼します。
すると、自分では気付かなかった改善点が次々と出てくるのです。
人間というのは、自分で作った資料の欠点には驚くほど気付けません。
考えてみれば当たり前です。
メールの誤字脱字と同じで、間違えようと思って間違える人はいません。
自分では正しいと思っているからその表現を使うし、
伝わると思っているからその構成で資料を作るのです。
特に経営層向けの資料になると、自分の頭の中では全てがつながっているため、
「説明したつもり」になってしまいます。
しかし初めてその資料を読む人からすると、話が飛んでいたり、
前提条件が抜けていたり、結論に至るまでの道筋が見えなかったりする。
その点、AIは遠慮がありません。
説明が足りないところは足りないと言うし、論理が飛んでいるところは飛んでいると言う。
重複している箇所も容赦なく指摘してきます。
しかも感情がありません。
人間なら「そこまで言わなくても」と感じるような指摘も、AIは淡々と返してきます。
その姿を見ているうちに、私はあることに気付きました。
こいつ、文章を書くより駄目だしの方が得意なのではないか。
今ではそう思っています。
ChatGPTは昨日と言うことが違う
もっとも、ChatGPTにも不満がないわけではありません。
昨日は「かなり良い出来です」と言っていた資料を、翌日に別チャットで見せると、
「ここは改善できます」と言い始めることがあります。
最初の頃は、「昨日褒めてたやないか」と思いました。
ただ、その辺りは社会人生活も二十年を超えました。
部長に言われることも毎回違う。役員に言われることも毎回違う。

会社というのはそういうものです。
朝令暮改など今さら驚く話でもありません。
ですから最近は、「まあそんなもんだよね」と流しています。
経営層より指示が明確だった
ただ、一つだけ決定的に違うことがあります。
ChatGPTは修正指示が明確なのです。
「何か違う」ではなく、
「ここが重複しています」「説明が不足しています」「この順番にした方が伝わります」
と返してくる。
しかも、「じゃあリライト案を出して」と頼めば、その場で提案までしてくれます。
経営層もChatGPTも、言うことが変わるという意味では案外似たようなものです。
昨日と今日で評価が変わることなど珍しくありませんし、
その辺りは社会人歴二十年を超えたおじさんですから、「まあそんなもんだよね」で流せます。
ただ、ChatGPTは少なくとも修正の方向性を示してくれる。
しかも頼めば改善案まで出してくれる。
これは実務をやる側からすると本当にありがたいのです。
もちろん経営層には経営層の役割がありますし、求められる能力も違います。
ただ、少なくとも私のような現場の人間からすると、どこをどう直せば良いのかまで教えてくれるChatGPTの方が圧倒的に仕事はしやすい。
大きな声では言えませんが、会社の上位層よりChatGPTの方が優秀というか、
少なくとも私にとっては都合が良い。
これは紛れもない事実なのです(笑)。
今日のところは、以上!




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