mutoです。
突然ですが55歳で会社員生活を辞めようと思っています。
これ、結構マジです。
別に仕事が嫌いなわけではありません。むしろ、そこまで嫌いではない。
ただ、そこまで好きでもない(笑)
そんな私が、なぜ55歳で会社を辞めようと思っているのか。
最近、自分の中で少しずつ整理できてきました。
65歳まで働いたら、海外旅行ってあと何回行ける?
「人生100年時代」と言われます。
でも、100歳まで生きることと、100歳まで元気に動けることは全然違います。
長時間飛行機に乗る。知らない街を一日中歩く。現地の料理を食べる。
こういうことを何の不安もなく楽しめるのは、何歳くらいまでなんでしょうね。
もちろん個人差はありますが、私はとりあえず70歳くらいまで、と考えています。
すると65歳まで働いたら、残りは5年。

仮に年2回海外旅行に行っても、
あと10回。
……10回?少なくないですか?
世界には行ったことのない国が山ほどある。
日本国内だって、見たことのない景色、食べたことのない料理がまだまだあります。
旅行だけでもない。
趣味のマラソンも続けたい。若い頃にやっていたピアノも再開したい。
読みたい本も、観たい映画も数え切れないほどある。
これ全部、65歳から始めて間に合うのか?
絶対、無理です(笑)
だったら55歳で辞めればいい。
55歳から70歳なら15年あります。私は、この15年間が欲しい。
私には65歳で亡くなった叔父がいる
そして、私が65歳という年齢を意識するのには、もう一つ理由があります。
私には、65歳で亡くなった叔父がいます。
叔父は会社員として長く働き、雇用延長まできっちり勤め上げました。
そして、その後病気になり、65歳で亡くなりました。

叔父が自分の人生をどう感じていたのかは分かりません。
むしろ、長く働いて社会の中で役割を果たし、その対価として得たお金で家族を養った。
本当に尊い生き方だったと思います。
でも。
私は、そういう生き方は嫌だ。
叔父の人生が間違っていたという意味ではありません。
私は違う生き方を選びたい、というだけです。
65歳まで働いて、「さあ、これから好きなことをしよう」
と思ったとき、その先に何年あるのかなんて誰にも分かりません。
20年あるかもしれない。10年かもしれない。1年かもしれない。
人生100年時代と言われても、自分が100歳まで元気に生きられる保証なんてどこにもありません。
だから私は、
「仕事が終わったら人生を楽しむ」のではなく、「身体が動くうちに仕事を人生の中心から外す」
ことにしました。
その年齢が、私にとっては55歳なのです。
会社員は「安定」と引き換えに自分を預ける生き方
私は会社員という生き方を否定するつもりはありません。
毎月給料が入る。有給休暇がある。社会保険がある。退職金もある。
家族を持って生活するうえで、ものすごくよくできた仕組みです。
私自身、その恩恵を長い間受けてきました。
ただ、その安定はタダではありません。
何時に働くのか。どんな仕事をするのか。誰と働くのか。どこで働くのか。
場合によっては、どこに住むのか。
会社員である以上、すべてを自分で決めることはできません。
つまり私は、
安定という対価をいただく代わりに、「自分」という資産のかなりの部分を会社に預けている。
最近、そんなふうに考えるようになりました。
時間。体力。頭。経験。集中力。
そして、一日の中で一番元気な時間帯。
かなりの部分を会社に使っています。
それだけの要素を65歳、70歳まで会社にささげ続けるのは嫌なのです。
55歳から70歳のために、今はいろいろな資産を貯める
もちろん55歳で仕事を辞めるには、お金が必要です。
だから今、少しずつ資産運用をしています。
ただ最近は、お金だけ貯めても意味がないと思うようになりました。
55歳で十分なお金があっても、身体がボロボロだったらどうするのか。
旅行するとすぐ疲れる。
長時間歩けない。
好きなものも食べられない。
マラソンなんて到底無理。
それでは何のために早く仕事を辞めたのか分かりません。
だから、暴飲暴食はしない。特に深酒はしない。運動も続ける。
別に100歳まで生きたいからではありません。
55歳になったときに、遊べる身体を残しておきたいからです。
お金を貯める。健康を貯める。趣味を持つ。家族との関係を大切にする。やりたいことを持ち続ける。
私は今、55歳から70歳までの15年間を楽しむために、いろいろな種類の資産を積み立てている。
そんな感覚です。
目標まで貯まらなくても、多分辞める
では、55歳になったとき、想定していた金額まで資産が増えていなかったらどうするのか。
多分、それでも辞めます。
足りなければ、使う金を減らせばいい。
海外旅行を年2回から年1回にする。それでいいじゃないか、と。
海外には行きたいが、結果それが国内旅行になってもよいのです。
本も読みたい。映画も観たい。走りたい。ピアノも弾きたい。
大金を使わなくても楽しめることはいくらでもあります。
55歳になって、「あと5年働けば、もっと安心だな」
と考え始めたら、おそらく終わりがありません。
60歳になれば、「ここまで来たら65歳まで」となるでしょう。
お金は増えるかもしれない。
でも、55歳から65歳までの10年間はなくなります。
65歳になってから、55歳の自分を買い戻すことはできません。
私は、お金よりこちらの方が怖い。
55歳で「自分」という資産を引き揚げる
だから私にとって55歳で会社を辞めることは、仕事から逃げるという話ではありません。
FIREという言葉も、少し違う気がしています。
会社員という道を選び、長い間、安定という対価をいただいてきた。
その代わり、自分のかなり大きな部分を会社に預けてきた。
だから55歳で契約終了。
会社に預けていた「自分」という資産を引き揚げる。
そして運用先を変える。
会社から、自分へ。家族へ。大切な人へ。まだ見たことのない世界へ。
何もしない日があったっていい。
働くために生まれてきたわけではありません。
働くためだけに、ここまで生きてきたわけでもありません。
叔父のように、「よく働いた人生だった」
と言われるのも、とても尊いことだと思います。
でも私は最後に、「よく生きた人生だったな」と思いたい。
そのために今、お金を貯めています。
身体も作っています。
そして、今の人生だってちゃんと楽しむ。
55歳になったら、会社に預けていた自分を引き出す。
あと約9年。
その日のために、いろいろな資産をコツコツ積み立てていこうと思います。
今日のところは、以上!


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