頑張れLaQ(ラキュー)! レゴ一強のブロック玩具市場に挑む日本生まれの知育玩具を応援したい!、という話

サラリーマンの独り言

mutoです。

5歳の息子が幼稚園でハマっている玩具があります。

その名は、LaQ(ラキュー)

奈良県吉野郡に本社を置くヨシリツ株式会社が開発・製造する日本生まれのパズルブロックです。

発売は1994年。実は30年以上の歴史を持つ、結構なロングセラー商品なんですね。

現在では国内約3,500店舗で販売され、幼稚園や保育園、学童にも導入。さらに海外約28カ国でも販売されています。

発売当初は知名度も販路もなく、玩具店に売り込んでもなかなか売れなかったそうです。

そこで「とにかく触ってもらおう」と、理髪店やガソリンスタンドにまで商品を置いてもらい、最終的には書店への飛び込み営業から販路を開拓。

今では全国の書店や玩具店で普通に見かける商品になっています。

なかなか泥臭い。嫌いじゃない(笑)。

そんなLaQですが、言葉で説明するのは少し難しい。

乱暴に言えば、レゴブロックをもっと細かく、複雑にしたような玩具です。

ピースが画一ではないぶん自由度は高い。ただし、その分扱うのも難しい。

そして、パーツ同士をつなげたときの、「パチッ」という感触が結構気持ちいい。

↓我が家の息子がハマっているLaQはこちら。初めてなら、ある程度まとまったピース数のセットがおすすめです。

息子が幼稚園で遊んでいるのをきっかけに知ったのですが、日本生まれで、しかも地道に市場を開拓してきた商品だと知ると、ジャンルこそ違えど日常消費財メーカーで一応マーケターとして戦っていたおっさんとしては、がぜん興味が湧いてきます。

頑張れLaQ。

日本人としての若干のナショナリズムもありますが、それ以上に、レゴという巨大ブランドが存在するブロック玩具市場に挑むチャレンジャーとして応援したくなります。

実際に遊んで分かったLaQの強みと弱み

ユーザーとして触ってみると、LaQの特徴はかなり分かりやすい。

先ほども述べましたが、強みは「パチッ」という接続時の心地よさと、難易度が高いからこその自由度。

一方で弱点もあります。

ピースが小さいのでなくしやすい。

小さな子どもがいる家庭では誤飲にも注意が必要。そして何より、結構難しい。

マーケティング的に見れば、レゴとの圧倒的な認知度の差もあります。

ただ、私はこの「難しい」という弱点、逆に使えないかなと思うんです。

「難しい」を逆手に取れないか

簡単に完成しない。

だったら、子どもだけで遊ばなくてもいい。

分からなければお父さん、お母さんと一緒に考える。さらに、おじいちゃん、おばあちゃんまで巻き込んでもいい。

むしろ一昔前にはやった大人の塗り絵のように大人にフォーカスしてもいいんじゃないか?とすら思います。

実際にレゴのように単純な形状ではないので、やりこみ要素はかなりあります。

子どもには「難しい」が、大人には「簡単すぎない」に変わる。
この違いは結構大きいと思います。

子ども向け玩具としてレゴと真正面から戦うのではなく、「子どもと一緒に始めたはずなのに、気づけば親の方がハマっている」。そんなポジションを狙う余地はないでしょうか。

大人の塗り絵が成立するなら、大人のLaQがあってもいい。

イオンでLaQ博士に遭遇した

そんなことを考えていたところ、先日、近所のイオンでLaQのイベントをやっていました。

そこにいたのが、「LaQ博士」なる人物。

子どもたちの前でデモンストレーションをして、実際にLaQに触れてもらう。

サンプリングもする。そして、その場で即売会。

めちゃくちゃ王道のマーケティングやってるやん。

と思いました。

LaQは写真を見ただけでは商品の良さが伝わりにくい。

実際に触って「パチッ」を体験してもらう。そして作ってもらう。

さらに幼稚園でも子どもとの接点を作る。

派手さはありませんが、非常に地道で理にかなっています。

そして発売当初、理髪店やガソリンスタンドにまで商品を置いて「まず触ってもらう」ことから始めた会社だと知ると、現在の体験イベントも妙に腑に落ちます。

30年以上たっても、基本戦略は「まず触ってもらう」なのかもしれません。

ただ、王道だけでレゴと戦うのは厳しい

とはいえ、相手はレゴです。

玩具を超えて映画、ゲーム、テーマパーク、有名IPとのコラボまで展開する世界的ブランドと、同じ「子供向けブロック玩具」という土俵で真正面から殴り合うのは相当厳しい。

だったら、戦う場所を少しずらしてもいい。

私なら先ほどの、「大人もはまる、やりこみ玩具」という方向を試してみたい。

頑張れLaQ

私は別にLaQにレゴを倒してほしいわけではありません。

ただし一強市場にチャレンジャーがいること自体、消費者にとって悪いことではない。

しかも日本で生まれ、30年以上かけて地道に市場を広げてきた玩具です。

パチッとはまる感触。

簡単には完成しないからこその自由度とやりこみ性。

頑張れLaQ。

息子が幼稚園でハマった玩具について、頼まれてもいないマーケティング戦略まで考えている時点で、

どうやら息子以上に、親父の方がLaQを気に入り始めているようです。

↓子どもの知育玩具としてはもちろん、親子で一緒に遊べる玩具を探している方は、一度LaQを触ってみても面白いと思います

今日のところは、以上!

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