藤浪晋太郎と青柳晃洋は“失敗”だったのか?──挑戦を笑う人に伝えたいこと、という話

サラリーマンの独り言

mutoです。

藤浪晋太郎、青柳晃洋。
メジャーに挑戦し、今季はNPBに復帰した2人のピッチャーです。

で、案の定というか、SNS上ではこんな声が目立ちます。

「通用しなかったな」
「最初から無理だった」
「大谷とは格が違う」

…まぁ、好き放題ですね。


藤浪と青柳は夢破れた?たしかに、数字だけ見れば

藤浪はメジャー1年目で8点台の防御率。
青柳はマイナー契約のままMLB登板なし。

そりゃ、「通用しなかった」という評価も仕方ない面はあると思います。

でも、思うんですよね。

あんた、挑戦したん?


SNSで叩いてるの、ほとんど挑戦してない人ですよね

ネットで「結果がすべて」「だから失敗」とか言ってる人たち。
ほとんどの人は──いや、自分も含めて──挑戦すらしてない側の人間です。

だから思うんです。

挑戦しない人が、挑戦した人を笑う構図って、なんかイタイ。


成功と失敗は、やった人だけが語ればいい

もちろん、挑戦にはリスクがあるし、結果が伴わなければ「通用しなかった」と言われるのもプロの世界です。

でも、彼らはやった。
異国の地で、言葉も文化も違う場所で、マウンドに立った。

それって、そもそも勝ちじゃないの?


大谷翔平の存在が、余計に残酷なんです

大谷がすごすぎるから、比較されちゃうんですよね。
MVP、WBC、ホームラン王…異次元すぎる。

でも、大谷がすごいからって、藤浪や青柳が「ダメだった」と簡単に切り捨てられるのは違う。

大谷がヒーローでいられるのは、“報われない挑戦者”がいるからこそなんです。

スポーツって、そういう残酷で美しい世界なんですよ。


勇者に、拍手を

藤浪晋太郎はオリックスへ、青柳晃洋は古DeNAへ。

2人とも、いろんなことを背負って帰ってきたと思います。
悔しさも、恥ずかしさも、でもきっと自信も。

その全部を背負って、またマウンドに立つ。

だからこそ、私は思います。

挑戦した人にだけ見える景色がある。
あの2人の人生が、この先どうか幸多からんことを。

今日のところは、以上!

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