mutoです。
圧倒的な強さでペナントレースを制した阪神タイガースがクライマックスシリーズでベイスターズにまさかの4タテをくらい、日本シリーズ進出を逃しました。
リーグ優勝しても日本シリーズに進めない。
何とも残念な話ですが、まぁ、そういうルールですから仕方ありません。
というか、阪神らしいオチがついて、私は結構しっくり来ています(笑)
「今日はここら辺にしといたるわ」、的な(笑)
そもそも私は強い阪神を求めていないので(笑)
生粋な関西人なら、きっとこの結果に座り心地の良さを感じるはず(笑)
・・・・話題がそれました。
今回のお話したいのはオチの話ではなく阪神ファンによる「あと1球」コールへの批判です。
あの大合唱が投手にプレッシャーを与え、結果として崩れてしまったのではないか。
さらには、相手打者への敬意を欠く応援ではないか。
そんな意見まであるようです。
「正気か・・・・?」と思います。
私は試合を見ていませんので、実際の球場の雰囲気までは分かりません。
ただ、ニュースを見ていて思いました。
いやいや、そこまで気を遣わなければならないのなら、もうプロ野球なんて応援できませんよ(笑)。
今回はそんな話です。
「あと1球」コールが投手にプレッシャーを与えた?
まぁ、プレッシャーはあったでしょう。
日本シリーズ進出が懸かった大一番。しかも勝利まであと一球です。
緊張しない方がおかしい。

ただ、それって本当にファンの声援が原因なんでしょうか。
仮に甲子園の観客が全員黙っていたら、投手はリラックスして投げられたのでしょうか。
そんなことはないでしょう。そもそもプロ野球選手です。
何万人もの観客の前で、勝敗の責任を背負ってプレーする。それも含めてプロの仕事だと思います。
もちろん、プロだって人間ですから、プレッシャーに負けることもあるでしょう。
ただ、だからといってファンの応援に敗因を求めるのは、さすがに無理があるのではないでしょうか。
打たれたのは事実。でも、声援のせいで打たれた、とするのはさすが無理があるでしょう・・。
「あと1球」が相手打者への敬意を欠く?
こちらは、さらに理解できません。

そもそもスポーツの応援とは、自分が応援するチームに勝ってほしいと願う行為です。
「三振を取れ!」「絶対に抑えろ!」「ここで決めろ!」
これらは全部、裏を返せば相手チームに失敗してほしいという願望です。
では、相手に三振してほしいと願うことは、相手への敬意を欠くのでしょうか?
そんなことを言い始めたら、もう何も応援できません。
相手に勝ちたいと思うことと、相手を尊重することは、まったく矛盾しないでしょう。
もちろん、罵詈雑言や人格攻撃は論外です。
でも、「あと1球」は違うと思うんですよね。
そんなことを言ったら、プロレスのカウント2.9はどうなるのか(笑)
ここで、ちょっと競技を変えて考えてみます。
プロレスです。
必殺技が決まり、レフェリーがマットを叩く。
ワン!
ツー!
そして、スリーが入る寸前で肩を上げる。
いわゆるカウント2.9です。
会場は大歓声。プロレス観戦で最も盛り上がる瞬間の一つでしょう。

ところが、今回の「あと1球」コール批判と同じ理屈を当てはめると、どうなるのでしょうか。
観客が一斉にカウントを叫ぶことで、選手にプレッシャーを与えてしまうかもしれない。
相手選手が負けることを期待しているのだから、敬意を欠いているかもしれない。
だから、観客は静かに3カウントを見守るべきだ。
……いやいや。
そんなプロレス、盛り上がらんでしょう(笑)。
もちろん、プロレスとプロ野球では競技の性質が違います。
ただ、観客の熱狂が選手に影響する可能性があるからといって、その熱狂自体を問題視するのはおかしい。
この点では同じだと思います。
阪神が勝っていたら「あと1球」は批判されたのか?
そして、もう一つ気になることがあります。
仮に阪神がそのまま勝っていたら、「あと1球」コールはここまで批判されたのでしょうか。
私は、そうは思いません。
大歓声に包まれた甲子園。ファンと選手が一体となってつかんだ勝利。
そんな美談として語られていた可能性もあるでしょう。
ところが、結果として阪神が負けてしまった。
すると、今度はその声援が敗因として取り上げられる。
勝てば素晴らしい応援。負ければプレッシャーを与えた悪い応援。
これではファンとしてもたまったものではありません。
行き過ぎた配慮がスポーツをつまらなくする
もちろん、相手選手への敬意は必要です。最低限のマナーも守るべきでしょう。
ただ、何事にも限度があります。
そもそもプロ野球は興行です。
何万人もの観客がお金を払って球場に足を運び、選手のプレーに一喜一憂する。
ホームランが出れば大歓声。三振を取れば球場が沸く。
そうした熱狂も含めて、プロ野球の魅力だと思います。
選手にプレッシャーを与えないように。
相手チームに失礼にならないように。
そんなことを考えながら、一つひとつの声援に気を遣う。
それはもう、応援というより接待です(笑)。
「あと1球」コールまで問題視するのは、さすがに行き過ぎた配慮ではないでしょうか。
スポーツは勝者と敗者が生まれる世界です。
だからこそ面白いし、ファンも熱狂する。
何でもかんでも配慮、配慮では、その面白さまで失われてしまいます。
私は、そんな窮屈なプロ野球は見たくありません。
もう少し肩の力を抜いて、スポーツを楽しんでもいいんじゃないでしょうか。
今日のところは、以上!



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