給与増額法成立について思うこと、という話

サラリーマンの独り言

mutoです。

給与増額法なる法律が可決されたとのこと。

特別職の国家公務員の給与引き上げ 改正給与法が可決・成立 | NHK
【NHK】総理大臣や閣僚を含む特別職の国家公務員の給与を引き上げる改正給与法が、17日の参議院本会議で自民・公明両党などの賛成多数…

これによって公務員の給与が上がるらしいです。

色々な意見があると思いますが、個人的には

非常に良いことだと考えております。

公務員の給与が上がれば、民間も給与をあげざるを得なくなってくるでしょうから。

ただ、一点どうしても気になることが・・・

それは首相は増額分を返納する、ということ。

しかもこれを宣言(ニュース)にした・・・。

公務員特別職給与増額法17日成立 首相ら引き上げ分は自主返納
参院内閣委員会は16日、岸田文雄首相らの令和5年度給与を増額する国家公務員特別職の給与法改正案を与党などの賛成多数で可決した。17日の参院本会議で可決、成立す…

これは駄目でしょう。

正当な給料なのだから、堂々ともらえばよいのです。

というかもらうべき、いや貰わなければいけないと思います。

こういう前例を作ってしまうと、今後の首相就任者も同じ流れ続くと思います。

こういう流れが続くと、

「組織にトップの給料は上がらない」→

「(給与的に)魅力的な仕事とはならない」→

「優秀な人材が集まらない」

という負の流れになるわけです。

考えてみてください。

落合が1億円プレイヤーにならなかったら、今のプロ野球の高年俸は無かったわけです。

王や長嶋が現役時代に遠慮したから、そのツケが落合の世代までかかったわけです。

どうしても

返納したいのであれば、それはニュースにするべきではなく

自主的に、だれにも知らせずにこっそりとするべきです。

このことはどの組織にも当てはまると思います。

自分の保身のため、後世までそのツケを回してはなりません。

トップに立つ人間はそういうところも含めて覚悟を決めるべきで、

その給与に見合った仕仕事をするべきと思います。

今日のところは、以上!

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