朝倉未来vs青木真也は「勝負論」ではない。超RIZIN最大の話題をさらう一戦を考える、という話

サラリーマンの独り言

mutoです。

9.10超RIZINの対戦カードが発表されました。

おそらく大会のメインイベントはシェイドラエフvsマッキーのダブルタイトルマッチになるのでしょう。

現時点の競技レベルを考えれば、それは自然なことです。

しかし、「一番見たい試合はどれか」と聞かれれば、

おそらく多くの人は朝倉未来vs青木真也を挙げるのではないでしょうか。

打撃vsグラップリング。

PRIDE、DREAM時代を象徴する男と、YouTube時代を象徴する男。

歩んできた道も、ファン層も、価値観も違う二人だからこそ、

このカードには他にはない物語があります。

私は、このマッチメイクはとても好きです。

勝負論、ということになると・・・

ただ、試合内容を予想すると話は変わります。

正直に言えば、この試合に強い勝負論は感じていません。

青木が勝つ、という画が思い浮かばないのです・・・。

青木真也が勝つとすれば、序盤しかないと思います。

朝倉の打撃のプレッシャーをかいくぐり、何とか四つに組む。

立ったままバックを奪い、おんぶ状態、もしくはグラウンドへ引き込み、そのまま一本を狙う。

勝ち筋は非常に分かりやすい試合です。

ただ、それを現在の青木がやり切れるかと言われれば、私はかなり厳しいと見ています。

秋山戦、手塚基伸戦はどちらも序盤のアタックを凌がれて、KO負けでしたので。

特に手塚戦は試合内容もそうですが、その後のコメントも含め、

残念ながら「勝負を投げた」という印象を受けました。

悲しいけれど修斗時代から青木を見続けてきた人間としては、

「競技者」としては賞味期限切れ、感じざるを得ませんでした。

朝倉未来も決して盤石ではない

もちろん、朝倉未来も絶対的な存在ではありません。

シェイドラエフ戦で見せつけられた実力差は、多くのファンに強烈な印象を残しました。

「あのレベルには届かない。」「何度やっても結果は同じ」

そう感じた人は少なくなかったでしょう。

熱心な朝倉ファン、アサシンであっても、

現在の朝倉を世界トップクラスのコンテンダーと評価するのは難しいと思います。

だからこそ、この試合は「最強決定戦」ではありません。

今の二人が置かれている現在地を映し出す一戦なのです。

私が予想する試合展開

開始数分で青木が一本を奪う可能性もゼロではありません。

もともと階級は青木の方が上ですので。

ただ、直近の戦績を見ていると、1Rを何とかしのいだ

朝倉が2R以降打撃でKO。

こうなると予想します。

榊原CEOは「試合」ではなく「興行」を作っている

格オタ歴30年の人間だからこそ、あえて残酷な言い方をします。

この試合は、競技論だけで語れば、賞味期限が切れた選手と、どう贔屓目で見てもトップコンテンダーではなく、そこには到達できない選手同士の対戦です。

純粋な競技レベルだけを見れば、このカード以上に価値のある試合はあります。

それでも、このカードが大会最大の話題になる。

ここが榊原CEOの凄さなのでしょう。

一人では生み出せない価値も、二人を交差させることで何倍にも膨らむ。

商品価値とは、実力だけで決まるものではありません。

だから私は、このカードを競技としてではなく、一つの興行として見ています。

勝負論は正直、それほどありません。

それでも見たい。

いや、格闘技ファンなら見届けなければならない。

そんな不思議な魅力を持った一戦だと思います。

今日のところは、以上!

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