まさかの2連敗。「勝ち星献上マッチ」すら落とす
朝倉海、UFC2戦目もチョークで敗北。
しかも相手は「これで勝てなきゃヤバい」とまで言われた“調整マッチ”でした。結果は完敗。
ランキング15位からも転落し、ランカーではなくなりました。
そして冷静に言えば──
RIZINバンタム級王者とはいえ、リアルな戦績よりYouTubeの影響力でねじ込まれた契約。
だからこそ実際のファイトマネーはかなり抑えられていたはずです。
その段階での連敗は痛すぎる・・・・。
契約はおそらく3戦。
ここで2連敗なら、残り試合を消化してリリース…このシナリオはほぼ既定路線でしょう。
敗因は「階級」じゃなく「競技そのものの違い」
「階級が合ってないから」とする声もあります。
でもそれは本質じゃない。
- RIZIN:リング、ストップ・ドントムーブあり
- UFC:金網、止まらない攻防
要するに、RIZINとUFCは同じ“総合格闘技”を名乗りながら、別競技レベルで違うんです。
朝倉海はMMAに負けたんじゃない。“RIZINという特殊ルール”から出た瞬間に通用しなかった。
だからこそ、この言葉が重みを持つ。
👉 「RIZINはMMAじゃない」
JTTは“自己満ジム”でしかなかった?
所属ジム「JTT」にも問題がありました。
そもそも、あれは朝倉兄弟が満足するためのジムであって、日本を代表するトップチームではない。
それはさておき・・・。
UFCで勝つために必要なのは「世界基準のMMA対策」。
トップ柔術家竹浦氏の招へいしているそうですが、“柔術単体”でUFCの勝負を決められる時代はもう終わっているんです。
「未来がクレベルに勝ったじゃん」という反論もあるでしょう。

そこなんですよね。おそらく問題は
あれはあくまで“柔術家対策”。MMA全体の適応力にはつながらない。
例えるなら空手の練習をしてキックボクシングに挑もうとするようなもの。
方向性がずれているのだと思います。
RIZIN復帰はありそう。でも…
RIZINに戻ること自体はほぼ確実でしょう。
ただし榊原CEOも冷徹なビジネスマン。
価値を落とした朝倉海に、以前のようなファイトマネーは絶対に出さないはず。
なぜなら──
「自分の価値」だけでなく「RIZINブランドの格」まで落としてしまったから。
岡見勇信・堀口恭司のすごさが浮き彫りに
逆に浮かび上がるのは継続参戦し
タイトルマッチにまで上り詰めた岡見勇信・堀口恭司の偉大さです。
彼らはルールの違い、金網の圧力、世界の壁に適応して勝ち残った。
朝倉海の敗戦は、結果として彼らの偉業を際立たせる鏡にもなりました。
「格闘技界の大谷翔平」にはなれなかった
結果として、朝倉海は「格闘技界の大谷翔平」にはなれませんでした。
でも挑戦したこと自体は尊い。
ただし、リアルスポーツは残酷です。
結果という現実を突きつけられるからこそ、美しい。
今日のところは、以上!
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