【平成あるある】嘉門達夫「鼻から牛乳」の衝撃──粗品よ、全盛期を知らずに何を語る、という話

サラリーマンの独り言

mutoです。

先日、何ということもなくYoutubeを見ていた時に

こちらの映像にたどり着きました。

鼻から牛乳 嘉門達夫

改めて聞くと滅茶苦茶面白い。

小学生が“身銭を切って”買った1000円のシングルCD

思い起こせば、私が初めて買ったCDは「嘉門達夫の替え歌メドレー2」。


当時、シングルCDは1,000円。小学生にとっては超大金です。
少ないおこづかいを何週間も貯め、身銭を切って買いました。

原曲をあまり知らなくても替え歌だけで腹を抱えて笑い、そのCDを持っているだけで教室ではヒーロー。
今の小学生で、お笑い芸人のためにここまでやる子、どれくらいいるでしょうか?


小学校給食放送で“事件”発生

私の通っていた小学校には「放送委員会」という委員会があり、

給食の時間に朗読やクイズ、音楽を流していました。
ある日、お昼の放送で流れたのが──

「ちゃらり〜 鼻から牛乳♪」

その瞬間、本当に牛乳を飲んでいたクラスメートが、タイミングよく吹き出すという漫画みたいな事件が発生(笑)。
もちろん私は無事でしたが、あの光景は今でも鮮明です。


平成初期は“おおらかすぎる”そして“しょうもなすぎる”時代

今思えば、この歌詞はかなりきわどく、令和の感覚では小学生向けとしては完全アウト。
でも当時は全校放送で堂々と流していたんです。

そして何より──当時の笑いって、本当にしょうもなくて(←誉め言葉)面白かった。
「ちゃらり〜、鼻から牛乳」ってなんやねん!意味わからん!しょうもな!
でも、クラス中が笑ってしまう。これってすごいことだと思います。

断言できます──平成のはじめ、この放送事故をリアルに経験した小学校は全国に山ほどあったはずです。


粗品よ、それでも「おもんない」と言うのか

少し前、霜降り明星の粗品が嘉門達夫に「おもんないわ!」的な発言をして話題になりました。

正直、40代中盤のおっさんからすると──粗品の芸風、何が面白いのか全然わかりません。


しかもかみつく相手が大御所ではなく、微妙に“狙いやすい相手”というところに、いわゆる小心者感が出てしまっていて、痛々しく感じてしまいます。

そして思うんです。
今の小学生が粗品にお金を払いますかね?
せいぜい彼のYouTubeチャンネルを暇つぶしで見るくらいじゃないでしょうか。


勝負は圧勝──でも時代が違う

もちろん、時代も環境も違うので単純な勝ち負けで測るのは難しいです。
でも、それでも言いたい。

あの頃の嘉門達夫は、替え歌ひとつで小学生を笑いの渦に巻き込み、身銭を切らせ、教室のヒーローにしてしまう存在だった。
当時小学生だったおじさんは──その凄さだけは伝えておきたいのです。


あの笑いをもう一度

令和の今、もし息子の小学校で給食時間に「鼻から牛乳」が流れたとしても、私は苦情なんて言いません。
むしろ「よくやった!」と拍手します。

そして、あの平成初期の教室を思い出して、もう一度あの笑いに浸りたいと思います。

今日のところは、以上!

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