mutoです。
「買ってよかったもの」シリーズのスピンオフとして、「やらなくてよかったこと/やめてよかったこと」シリーズを始めました。
第1回は──
「タトゥーを入れなくてよかった」という話です。
タトゥーってカッコいいかも? 私も昔そう思っていました。
でも、だからこそ一度立ち止まって考えてほしい。
■大学時代、本気でタトゥーを入れようとした
東南アジアをバックパッカーとして旅していた大学時代、
宿街には格安のタトゥーショップがずらり。

白人旅行者たちが肩や腕にワンポイント入れていて、それが“旅人感”を醸していて妙にカッコよく見えたんですよね。
当時の私は、完全に影響されていました。

でも、最後の最後でやめました。
理由はシンプルです。
「痛そうだったから」(笑)
■40代になって思う。あの時やらなくて、本当に正解だった
あのとき、もしノリで入れていたら──
今の自分は不便と制限だらけの生活を送っていたでしょう。
- サウナや温泉の入店NG
- 子どもとプールに行けない
- 職場で半袖も着づらい
- 保護者会や面談で視線を集める
- 年齢や体型の変化で似合わなくなる
タトゥー自体が悪いわけじゃない。
でも、日本社会にはまだまだ根深い“本音”があります。
ファッションとしての自由を得る代わりに、社会的な不自由を抱えることになる。
■最近の“全身ゴリゴリ”タトゥー、正直「あちゃー…」ってなることも
今って、ワンポイントどころじゃないんですよね。
首・背中・腕・手首までびっしり入れている人も珍しくない。

しかも、体型や雰囲気とまったく合っていないケースも多くて……
正直、こう思ってしまいます。
「……10年後、大丈夫か、それ」
■元芸能人の“タトゥー消し案件”、あれこそ最高の皮肉
その昔、ある元芸能人が首のタトゥーを消す費用を稼ぐために、とある配信企画に参加しました。
そこで“シバかれる”役を演じ、痛い思いと引き換えに除去費用を得たんです。
そしてその様子は、全国に“デジタルタトゥー”として残り続けました。
現在はどこかの市議会議員をしているそうですが──
高い金を払ってタトゥーを入れ、
痛い思いをして、除去費用を手に入れ、そして痛い思いをしてやっと除去。
一連のイタい行動が全国にさらされる。
もう痛すぎてイタすぎて(笑)
見ている分にはこれ、コメディとしては最高かもしれませんが、人生としては地獄です。
■「今は消せるから平気」?──それ、全然平気じゃないです
「レーザーで消せる」「タトゥー除去は普通」なんて声もあります。
でも、現実はこうです。
- 費用:数十万〜百万円
- 期間:数カ月〜1年以上
- 痛み:入れるとき以上
- 完全除去:できないケース多数
「入れるのは一瞬、消すのは一生」──これ、冗談じゃなく事実です。
■結論:タトゥーはカッコよく見える。でも、みえるだけ。
タトゥーはたしかにカッコよく見える。自己表現として成立している人もたくさんいます。
でも、「かっこよさ」だけで一生モノの判断をしてはいけない。
あなたの価値観も、社会の常識も、体型も、人生も──
全部変わっていくんです。
【まとめ】迷ってるあなたへ
- タトゥーに憧れる気持ちは否定しません
- でも、「やらなかった未来」もちゃんと想像してください
- 勢いで刻んだものは、後で消せない
- 入れる、消す。どちらもめっちゃ痛くて金がかかる。まとめるとイタい。(笑)
最後に40代になったオッサンが言います。
「やめとけ。」
今日のところは、以上!
![]() |
価格:4400円 |
コメント