GYAO終了の衝撃──日本発の“無料動画革命”にありがとう、そしてさようなら、という話

サラリーマンの独り言

mutoです。

Yahoo!ニュースを見ていて、思わず手が止まりました。
「GYAO!、2023年3月末でサービス終了」──。
もうそんな時代が来たのか、と。

私はGYAOがUSENからスタートした当初からの利用者です。
ユーザー登録して、無料で動画を観られる。しかもターゲットに合わせたCMを流す仕組み。
**「クライアントにとってもユーザーにとっても理想的」**だと、当時は本気で思っていました。
テレビが終わり、インターネットが主役になる。

その夜明けを肌で感じていたのです。

📺昭和チャンネルとパンクラス──夢のようなラインナップ

当時のGYAOには「昭和チャンネル」という珠玉のコンテンツがありました。
確かサントリーがスポンサーとして大きく関わっていたはずです。


そして、私にとって忘れられないのがスポーツチャンネル。
パンクラスの試合──それも船木誠勝時代から当時の最新マッチまで網羅されており、格闘技ファンとしてはたまりませんでした。

動画が途中でフリーズしてしまい、何度もリロードを繰り返しては「うおおお…!」と発狂しかけたのも、今となっては懐かしい思い出です。
当時の通信環境では、それでも観られるだけで奇跡でした。

🕰平成の夢、そして静かな終幕

思えば、あれは長引く平成不況の中、日本が生み出した希望のサービスでした。
無料で動画が観られるなんて、信じられない時代。
Amazon Prime VideoもNetflixもまだ遠い存在で、GYAOはまさに“国産の夢”だったと思います。

けれど、世界は有料サブスクの時代へと移り、GYAOはその波に飲み込まれていきました。
静かに、しかし確かに、役割を終えたのだと思います。

👦息子に語りたいインターネットの夜明け

息子が大きくなったら、きっとこう話すでしょう。
「昔な、GYAOっていうサービスがあってな。世界に先駆けた無料動画サービスだったんだぞ」と。

今の子どもたちにとっては信じられない仕組みでしょうが、あの頃のネットにはまだ“手作りの温もり”がありました。


一つひとつの動画に「人の手の仕事」が感じられる時代だったのです。

どんなに時間が経っても、私はあなたを忘れない。
有難う、GYAO。

そして、今はYouTube PremiumとNetflix、Amazon Prime Videoに加入している私を許して(笑)

……まるで**欧陽菲菲の「ラブ・イズ・オーバー」**を聴いている気分です。
私はあんたを忘れはしない。誰に抱かれても忘れはしない。

欧陽菲菲 「ラヴ・イズ・オーヴァー」 Ouyang feifei/Love is over

時代は流れ、思い出は遠ざかっていく。
それでも、あの頃の夜更かしのぬくもりは、確かに胸に残っている。

さよならGYAO、そしてありがとう。
あなたがいた時代を、私は一生忘れません。

今日のところは、以上!

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