mutoです。
2025年。年が明けてふと思ったんです。
「そうか、ノストラダムスの大予言からもう25年経ったんやな」と。
小学生の僕にとって、1999年7月は人生最大のイベントでした。
「恐怖の大王が降ってきて人類滅亡!」──友達と本気で怯えていたのを今でも覚えています。
平成初期を覆った“オカルトの時代”
この空気を作ったのは、テレビと雑誌が煽ったオカルトブーム。
- 冝保愛子が真剣に語る霊視
- 心霊写真を検証する特番
- 夏休みのお昼は「あなたの知らない世界」
- タモリの「世にも奇妙な物語」
- ミスターマリックの「ハンドパワーです!」
さらに、雑誌やワイドショーでは「人面犬」や「人面魚」が取り上げられ、子どもたちは震えながらもワクワクしていました。
今振り返ると笑ってしまうけど、当時は誰もが本気だったんです。
デジカメすらももう古い(笑)、今ではスマホでパシャっと写真を撮り、
誰でも気軽に編集できるので、もうすっかり「心霊写真」という言葉は聞かなくなりました。
きっと我が子は一生「心霊写真」という単語に触れずに生きていくんだろうなぁ、と
思います(笑)
なぜ日本だけが怯えたのか
実は、ノストラダムスの予言を本気で信じたのは世界でもほぼ日本だけ。
五島勉氏のベストセラー『ノストラダムスの大予言』が火をつけ、数百万部を売り、メディアも大特集。
ビートたけし司会の特番では専門家が真顔で「恐怖の大王」について語り合う。
今ならネタ番組にしか見えませんが、当時は大人も子どもも真剣でした。
今ならSNSで世界パニックに?
もしあの時代にSNSがあったら──
「#人類滅亡カウントダウン」「#恐怖の大王降臨中」なんてタグがトレンドを埋め尽くし、大混乱になっていたはず。
スマホもSNSもなかった平成初期だからこそ、あの恐怖は余計にリアルでした。
あれから25年
世界は終わらなかったけれど、あの頃の“本気で怯えていた自分”を今でも少し愛おしく思います。
無駄な恐怖に揺さぶられ、妄想を膨らませていたあの時間は、スマホ時代には味わえない宝物。
人面犬や恐怖の大王を本気で信じていたあの平成の空気感こそ、僕らの世代の証なのかもしれません。
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