mutoです。
今年も24時間テレビやるそうです。
そしてマラソン企画もやるそうです。
「やらぬ善よりやる偽善」は否定しない…けど
24時間テレビは色々言われますが、私は「やらぬ善よりやる偽善」ということでスタンス自体は悪くないと思っています。
…とはいえ、私は寄付はしませんけど(笑)。
原点は寛平ちゃん
今のマラソン企画は「芸能人が100km走るだけ」になっています。
初代ランナーは間寛平でした。
95年、 間寛平が阪神大震災の被災地・神戸から東京へ走る という企画はとても良かったです。

実際に被災していた私にとっては結構感動したものでした。
エンディングに流れたのが 加山雄三さん&谷村新司さんの「サライ」もよかった。
同級生でCDを買っていたやつもいたっけ。

歴代ランナー一覧(走行距離付き)
以下は「24時間テレビ・チャリティマラソン」の歴代ランナーと走行距離(代表的な年)です:
年 | ランナー | 走行距離 |
---|---|---|
1992年 | 間寛平 | 153 km |
1993年 | 間寛平 | 200 km |
1995年 | 間寛平 | 600 km(番組史上最長) |
2009年 | イモトアヤコ | 126.585 km(女性最長) |
2018年 | みやぞん | 161.95 km(トライアスロン含む) |
2020年 | 複数ランナー(高橋尚子ら) | 合計236 km(募金ラン形式) |
2023年 | ヒロミ | 102.3 km |
2024年 | やす子 | 81 km |
惰性で残ったチャリティマラソン
「誰が走っても同じ仕組み」は、本当に勿体ない。
エンディングで流れる「サライ」も、今ではすっかり冷めた耳で聞いています。
「もう亡くなった谷村さんも、『エンディングでサライとマラソン絡めるのやめてくれん?』って心の中で思ってるんじゃ…知らんけど(笑)」。
真夏マラソンの危険性?言いません
「真夏にマラソン走らせるのは危ない」という意見もありますが、タレント本人も了承してるし、サポート体制も万全なんでしょうから、ここは触れません。
…ただし、そのサポート費用は寄付に回せや!(笑)
という突っ込みはあります。
2025年はSUPER EIGHT横山裕がランナー
今年のランナーは SUPER EIGHTの横山裕。

元・関ジャニ∞の“兄貴キャラ”で、演技も歌も器用にこなす人です。
ただ、今のこの100km型マラソンに置き換えると、「横山が走る意味ある?」と正直思ってしまいます。まぁ、誰が走っても一緒なんですけど。(笑)
元マーケッターとしての違和感
私は消費財メーカーでマーケッターだった経験がありますが、この構造はどうしても納得できません。
- 走ったことで寄付が伸びるわけじゃない
- TPOに応じたタレントの強みを活かせていない
- 100kmという数字に説得力がない
突っ込みどころが多すぎて・・・。
無料ライブ+特典がずっとマシ
横山裕なら、いっそ 無料ライブ+寄付制 の方がよっぽど寄付は伸びるハズ。
さらに終盤にこんな特典をつければ寄付金は爆増するでしょう:
- ハイタッチ権
- 複数ショット写真の権利
- 楽屋ツアー
ファンが喜ぶし、横山さんの株も上がるし、番組的にも寄付が伸びる。WIN-WINです。
正直な気持ち
もう限界じゃない、マラソン企画。
あの感動の象徴だった「サライ」すら、いまでは冷めた耳で聞いてしまう。
きっと皆さん、そう思っていますよね?
今日のところは、以上!
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