mutoです。
アマゾンプライムで見る事が出来る、おすすめの映画を紹介するシリーズ。
ちなみに紹介するタイトルは、確かに私がアマゾンプライムで見たものなのですが、常にアマゾンプライムで見る事が出来るわけではない旨、ご了承ください。
その26は「殿、利息でござる」

タイトルは前から知っていたのですが、あまりにも強烈な(笑)阿部サダヲのビジュアルから、時代劇コメディだろ?と勝手に決めつけており見ていませんでした。
いやいや、全然違いましたね。
はっきり言ってお笑いの要素はほぼ無く、勉強になり、かつ心洗われる良い映画でした。
もっと早く見ておけばよかった、と思わせる作品です。
ちなみにこの映画のエピソードは実話だそうです。素晴らしい!
是非ご覧ください。
あらすじ ※ネタバレは含まれないようにします・・・。
仙台藩の宿場町、吉岡宿は伝馬(今で言う物流)の負担を負わされているため、重税に苦しみ、日々の暮らしにも事欠いていた。
生活苦から夜逃げする民も多く、吉岡宿は日に日に衰退していく・・・。
そんな吉岡宿を救うべく、穀田屋十三郎と仲間たちは、仙台藩に金を貸し付け、その利息によって伝馬の負担を軽減し、吉岡宿を救うという全く新しいアイデアを思いつく。
必要なお金は全部で1000両。
穀田屋十三郎たちの必死の金策が始まった・・・・。
感想
身分制度がはっきり確立しており、農民が武士と対等に口がきけないような江戸時代に、1000両(現在の価値で言うとざっくり3億円)を集め、そのお金を藩に貸し付け、その利息によって吉岡宿の税負担軽減を図るという前代未聞の大プロジェクトを実施した誇り高き篤志家達。
穀田屋十三郎たちの無私の心にひたすら心を打たれます。
「生き金、死に金」なんて言いますけど、本当の生き金の意味を、この映画から教えてもらったような気がします。
意味の分からない街角募金に協力するつもりはないのですが、今後は自分がお世話になった団体や、本当に頑張ってほしい団体などには恩返しの意味も含めて「寄付」をしていこうと思います。
あと、劇中で敵役の萱場が言っていた「金は借りる方ではなく、貸す方に回らなければならない」というセリフも重かったです。
私は現在、35年のマイホームローンを返しているとこなんです・・。
頑張って前倒しして、借りる方ではなく、株や投資信託を利用した貸す方に回る事としましょう。
今日のところは、以上!
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