mutoです。
自分が実際に読んでよかった書籍を紹介する新シリーズを開始します。
記念すべき第1回目は「全裸監督 村西とおる伝」
まだまだ日本が貧しかった時代から、高度経済成長期、バブル期、失われた10年、ITバブル・・・。
昭和~平成の激動の時代を本当にすさまじいエネルギーで生き抜いた一人の男の生き様を書き記した会心の一作!
村西とおるのパワーがほとばしる、本当にパワフルな本です。
そしてここまでパワフルな本に、私は出会ったことがありません。
新品価格 |
あらすじ
まだまだ終戦の傷跡が色濃くのこる1948年、福島県に生まれた草野博美。
貧しい家庭に嫌気を覚え、高校卒業とともに大きな野心をもって上京を果たす。
バーのボーイ、百科事典のセールスマン、英会話学校の経営者、インベーダーゲーム機販売・・・。
時代に導かれるように職を転々と変える草野は、ビニ本(エロ本)ビジネスで大きな成功をおさめ、やがてビニ本の帝王と言われるまでの存在に成りあがる。
しかし、大きな成功と共にやってくるのは、大きな落とし穴だった・・・。
感想
人生、死んでしまいたいときには下を見ろ! おれがいる。
前科7犯。借金50億。米国司法当局から懲役370年求刑。奇跡の男か、稀代の大ボラ吹きか。“AVの帝王”と呼ばれた裸の男の半生(ノンフィクション)。
上記はこの本のコピーです。
なんて力強い(笑)コピーなんでしょう・・・。
でも、本当なんです。
村西とおるの人生は、冗談じゃなく普通の人であれば10000回ぐらい「人生終わった・・・」と思わせるぐらいの荒波だらけ。
どんなにお金を積まれても、絶対にそんな人生を送りたくないと誰しもが思うはずです。
人間はかくも残酷な運命に抗って生きる事が出来るのか!と思わず感動を覚えます。(絶対にそんな運命は受け入れませんが・・・笑)
なかなかの大作なので、正直読むのが疲れますが、読んで絶対に損はしない一作です。
ちなみに私はaudiobookを利用して、読みました。(聞きました)
今なら聞き放題対象ですので、これを機にぜひ読んで(聞いて)みてほしいです。
今日のところは、以上!
コメント