君はカードダスを知っているか? ドラゴンボールと騎士ガンダムに夢中だった、20円ガチャ文化の思い出、という話

君は○○を知っているか!

mutoです。

駄菓子屋の前の機械

昭和から平成初期。

駄菓子屋やスーパーの前には、子供たちが群がる機械がありました。

20円を入れる。
レバーを回す。

ガシャ。

カードが1枚出てくる。

ゲームでもない。
おもちゃでもない。

ただのカード。

それなのに当時の子供たちはこれに夢中でした。

これがバンダイが1988年に発売したカードダスです。

当初は1回20円。

主なシリーズは

  • ドラゴンボール
  • 騎士ガンダム(SDガンダム外伝)
  • 聖闘士星矢

など。

累計発行枚数は120億枚以上とも言われています。

私は騎士ガンダムを集めていました

私が集めていたのは騎士ガンダムシリーズ。

ガンダムなのに

  • 騎士
  • 魔法
  • モンスター

というファンタジー世界。

子供心に
「これは面白い」と思いました。

気づけばカードはかなりの束になっていました。

キラカードの記憶

カードダスの醍醐味はやはりキラカードです。

我が家でも忘れられない出来事があります。

兄が孫悟空の
スーパーサイヤ人のキラカードを引いた時です。

それまで兄が当てていたのは

  • ザーボン
  • ドドリア
  • リクーム

といった敵キャラばかり。

いや、それだけならまだいい。

サイバイマン、ヤジロベーなんか何枚あるねん!

というくらい出ていました。笑

そんな中で出たスーパーサイヤ人。

兄はカードを見た瞬間「うおおおおお!!」

と本当に狂喜乱舞していました。

今思えばたかがカード1枚です。

でもあの瞬間、兄にとっては

世界一価値のある紙だったのでしょう。

私の思い出のカード

ちなみに私の思い出のカードはスペリオルドラゴン。

騎士ガンダムシリーズのいわば最終進化形の存在です。

あのカードを引いた時は本当に嬉しかったのを覚えています。

カードの保管方法

カードダスの保管方法も独特でした。

ビックリマンのようなアルバム文化はあまりなく、

  • 輪ゴムで束にする
  • お菓子の缶に入れる

というのが定番でした。

私もクッキーの缶に入れていました。

缶自体はしっかりしているので妙に宝物感が出るんですよね。

でも中身は無造作に突っ込んでいる。

今のコレクターが見たら卒倒する扱いかもしれません。(笑)

カードダス禁止のT君

同じ社宅にカードダスを禁止されていたT君がいました。

理由は「食玩ですらないカードにお小遣いを使うのが理解できない」

というお父さんの方針。

元はといえば自分が汗水たらして稼いだお金です。

それが意味の分からないカードに使われる。

親としては許せなかったのでしょう。

しかし子供とはそういうものです。

T君はこっそり集めていました。

そしてある日、バレました。

当時の社宅は今ほど防音が良くありません。

だからよく聞こえるんです。

T君の泣き声と
お父さんの怒鳴り声。

昭和から平成初期。

社宅あるあるです。

カードダスは今もあるのか

ちなみに今もカードダスはあるのか。
気になって調べてみました。結論から言うと
カードダスという商品自体は今も存在するそうです。

ただし私たちが子供の頃に回していたカードを吐き出す自販機タイプ

は、今ではほとんど見かけない。

カード自体はトレーディングカードとして販売されていますが、
あのガシャッと回す機械はどうやら昭和・平成の風景になったようです。

駄菓子屋のおばちゃん

今思い出すのは駄菓子屋のおばちゃんです。

カードダスは確かに人気でした。

子供たちは次々と20円を入れてレバーを回す。

おばちゃんからすればコンスタントな現金収入だったのかもしれません。

とはいえ1回20円。

つまり店には毎日、10円玉が山のように集まる。

今思うとあのおばちゃんは毎日カードダス機から
大量の10円玉を回収していたのでしょう。

それはそれでなかなかの重労働だった気がします。笑

20円のガチャ

私はゲームをやらないので詳しくありませんが、
今のゲームは課金すればするほど強くなるらしいですね。

しかもカードですらない。

ただのデータ。

もしT君のお父さんがこれを知ったら怒髪天でしょう。

「紙切れに金を使うな!」と怒っていた人が

「データに金を使う」という世界を見るわけですから。

しかも課金は青天井。

今のソシャゲ課金を見ていると、駄菓子屋の前で20円を握りしめて
カードダスを回していたあの頃は、ずいぶん良心的なガチャだった気がします。

今日のところは、以上!

コメント

タイトルとURLをコピーしました