mutoです。
インフルエンザにかかりました。

人生40年以上生きてきて、おそらく初めてだと思います。
これまで一度も罹患した記憶がなく、
いつの間にか本気でこう思い込んでいました。
「自分はインフルエンザにかからない体質なんじゃないか」
……冷静に考えて、ただの思い込みです。
今思えば、相当あほですね。
今回の感染経路は、子どもからの家庭内感染でした。
まだ小さい子どもたちですから、
「部屋を分けて隔離」などという選択肢は現実的ではなく、
一家4人、きっちり川の字で就寝。

結果はお察しの通りです。
今となっては「そりゃそうなるよな」としか言えません。
症状は、まず全身の皮膚が妙に敏感になるところから始まりました。
服が触れるだけで違和感があり、
鼻水が止まらず、
そのうち関節がじわじわと痛み出す。
それでも初期の段階では、
「これは気合でいけるやつだ」と判断してしまいました。
栄養を取って、
風呂に入って汗を出して、
あとは寝られるだけ寝れば大丈夫。
──完全に甘かったですね。
翌日にはきっちり悪化し、
40代にして初めて、インフルエンザの洗礼を正面から受けることになりました。
仕事に穴をあけても、会社は何とでもなる
実はこのタイミング、
大事な会議でのプレゼンが控えていました。
資料はほぼ仕上がっていて、
あとは当日の説明だけ、という状況。
ところがインフルエンザで完全にアウト。
資料の最終調整から当日の発表まで、
結局すべて他のメンバーに代わってもらいました。
布団の中で、
高熱と関節痛に耐えながら頭をよぎったのはこれです。
「やってしまった……」
「出社したら、これは確実に詰められるやつだ……」

ところが、ふたを開けてみるとどうでしょう。
私がいなくても会議は普通に進み、
プレゼンも問題なく終わり、
結果として何ひとつ支障はありませんでした。
ホッとしたのと同時に、
正直、少しだけ寂しさもありました。
「ああ、自分じゃなくても回るんだな」と。
まぁ、そんなものですよね。
サラリーマンって(笑)
今回のインフルエンザで分かったこと
今回のインフルエンザで、はっきり分かったことがあります。
・インフルエンザは誰にでもかかる
「自分は大丈夫」などというあほな考えは、今日で捨てましょう。
・健康は、何にも勝る価値がある
きちんと予防する。ワクチンも、さっさと打つ。

・仕事は、はっきり言ってどうにでもなる
自分が思っているほど、世界は自分中心ではないし、
気負いすぎているだけのことも多い。
最後の学びが、一番大事かもしれません(笑)
これからは、
無理を美徳だと思わず、
ダメなときはさっさと白旗を振る。
インフルエンザにかかって、
体調だけでなく、
少しだけ肩の力も抜けました。
今日のところは、以上!


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