【コンサル不要論】ポリアモリーうんぬんよりもこっちの方が大事じゃない?、“講師業・コンサル業の虚像”──なぜヒット商品を語る人は自分で作らないのか?という話

サラリーマンの独り言

mutoです。

先日、東洋経済オンラインで
「かつて月160万PV・年5500万円稼いでいた人気ブロガーの転落」という記事を読みました。

「年収5500万円から生活保護へ」元人気ブロガーが"どん底"で見た景色
2011年3月、立花さんは会社を辞め、プロブロガーとして独立した。わずか1年で『ノマドワーカーという生き方』を刊行し、独立から7年で年収は5500万円。赤いアルファロメオ、六本木の144平米の自宅、鎌倉を含む4拠…

内容としてはポリアモリー(複数恋愛)が全面に出ていて。
まあそこも普通に気になりましたよ、そりゃ人間ですから(笑)

ただ、この記事で本当に刺さったのは そこではない

私が強烈に引っかかったのは、
講師業・コンサル業という“言葉だけのビジネス”が持つ脆弱さでした。

■ ポリアモリーより怖かったのは「言葉だけで食べてきた人の崩壊」

記事の人物は、ブログと講師業で成功を掴みながら、
収入が急落し、家庭が崩れ、生活も瓦解していきました。

ここで浮き彫りになったのは、

  • 人気
  • 雰囲気
  • 言葉の巧さ
  • SNSの勢い

こうした“外形的な要素”だけに寄りかかった脆さ。

つまり、

言葉だけで食べている人は、落ちるとき一瞬で落ちる。

すなわち彼らが語る言葉は虚像。

これこそ記事の本質だと私は思いました。

■ そして実は…コンサルの言うことなんて、YouTubeで全部拾えます

ここでハッキリ言います。

外部講師・コンサルが語るレベルの情報なんて、YouTubeに無料で山ほど落ちています。

しかも YouTube の方が、

  • 情報が最新
  • 解説が丁寧
  • 図解も豊富
  • 海外の最前線も見れる
  • 1.5倍速で効率的(笑)

正直、講師の90分よりYouTubeの15分の方が濃いことさえあります。

企業が講師に大金を払う理由は簡単。

✔「講師を呼べば“考えてるフリ”ができるから」

講師を呼ぶことが目的化してしまっている。
だから“内容はどうでもいい”。

これが現実なんだと思います。

■ 「ヒット商品を作った」と語る人が信用されない理由

商品開発を経験すると痛いほど分かるのですが、ヒット商品は そもそも“再現性のない奇跡” です。

  • 企画
  • 営業
  • 生産
  • 店頭
  • 景気
  • SNSの偶然
  • 競合の失策
  • タイミング
  • 社内政治

これらが複雑に絡み合って、ようやくヒットが生まれる。

だから、

■「誰の手柄かなんて本質的に分からない」

にもかかわらず──
会社には必ず5人くらい「俺が作った!」と主張する人が出てくる(笑)

私が勤めている会社でもこういったケースはよく見ました。

ただし、失敗作の場合は「俺がやった」という人は出てこない(笑)

話がずれました。

だから私は、“ヒット商品の法則”を語る講師は信用していません。

■ コンサルに対する最大の問い

「じゃあ自分で作ればいいじゃん?」

あなたが心の中で一度は思ったことのあるはずの禁句。
しかし核心はここにあります。

● 本当に再現性があるなら、自分で事業をやった方が儲かる

● それをしないのは、本当は“作れない”から

● 語る方がリスクゼロで、精神的にも楽だから

● だから“言葉屋”ジャーナルに逃げる

これが、構造的な事実です。

■ 講師の正論が軽い理由

外部講師は、たいていこう言います。

  • 「消費者の声を聞け!」
  • 「世の中にないものを作れ!」
  • 「価値の掛け合わせだ!」

いや、それ みんな知ってる んですよ。

「金メダルを取るには新記録をたたき出せばいい」と言っているに等しい。

その薄っぺらさを、読者の皆さんもどこかで感じているはずです。

そろそろこのことを口に出していいころだと思っているひと、私だけでしょうか?

今日のところは、以上!

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