mutoです。
先日、東洋経済オンラインで
「かつて月160万PV・年5500万円稼いでいた人気ブロガーの転落」という記事を読みました。

内容としてはポリアモリー(複数恋愛)が全面に出ていて。
まあそこも普通に気になりましたよ、そりゃ人間ですから(笑)
ただ、この記事で本当に刺さったのは そこではない。
私が強烈に引っかかったのは、
講師業・コンサル業という“言葉だけのビジネス”が持つ脆弱さでした。
■ ポリアモリーより怖かったのは「言葉だけで食べてきた人の崩壊」
記事の人物は、ブログと講師業で成功を掴みながら、
収入が急落し、家庭が崩れ、生活も瓦解していきました。
ここで浮き彫りになったのは、
- 人気
- 雰囲気
- 言葉の巧さ
- SNSの勢い
こうした“外形的な要素”だけに寄りかかった脆さ。
つまり、
言葉だけで食べている人は、落ちるとき一瞬で落ちる。
すなわち彼らが語る言葉は虚像。
これこそ記事の本質だと私は思いました。
■ そして実は…コンサルの言うことなんて、YouTubeで全部拾えます
ここでハッキリ言います。
外部講師・コンサルが語るレベルの情報なんて、YouTubeに無料で山ほど落ちています。

しかも YouTube の方が、
- 情報が最新
- 解説が丁寧
- 図解も豊富
- 海外の最前線も見れる
- 1.5倍速で効率的(笑)
正直、講師の90分よりYouTubeの15分の方が濃いことさえあります。
企業が講師に大金を払う理由は簡単。
✔「講師を呼べば“考えてるフリ”ができるから」
講師を呼ぶことが目的化してしまっている。
だから“内容はどうでもいい”。
これが現実なんだと思います。
■ 「ヒット商品を作った」と語る人が信用されない理由
商品開発を経験すると痛いほど分かるのですが、ヒット商品は そもそも“再現性のない奇跡” です。
- 企画
- 営業
- 生産
- 店頭
- 景気
- SNSの偶然
- 競合の失策
- タイミング
- 社内政治
これらが複雑に絡み合って、ようやくヒットが生まれる。
だから、
■「誰の手柄かなんて本質的に分からない」
にもかかわらず──
会社には必ず5人くらい「俺が作った!」と主張する人が出てくる(笑)
私が勤めている会社でもこういったケースはよく見ました。
ただし、失敗作の場合は「俺がやった」という人は出てこない(笑)
話がずれました。
だから私は、“ヒット商品の法則”を語る講師は信用していません。
■ コンサルに対する最大の問い
「じゃあ自分で作ればいいじゃん?」
あなたが心の中で一度は思ったことのあるはずの禁句。
しかし核心はここにあります。
● 本当に再現性があるなら、自分で事業をやった方が儲かる
● それをしないのは、本当は“作れない”から
● 語る方がリスクゼロで、精神的にも楽だから
● だから“言葉屋”ジャーナルに逃げる
これが、構造的な事実です。
■ 講師の正論が軽い理由
外部講師は、たいていこう言います。
- 「消費者の声を聞け!」
- 「世の中にないものを作れ!」
- 「価値の掛け合わせだ!」
いや、それ みんな知ってる んですよ。
「金メダルを取るには新記録をたたき出せばいい」と言っているに等しい。
その薄っぺらさを、読者の皆さんもどこかで感じているはずです。
そろそろこのことを口に出していいころだと思っているひと、私だけでしょうか?
今日のところは、以上!


コメント