mutoです。
アマゾンプライムで見る事が出来る、お勧めの映画を紹介するシリーズ。
ちなみに紹介するタイトルは、確かに私がアマゾンプライムで見たものなのですが、常にアマゾンプライムで見る事が出来るわけではない旨、ご了承ください。
第2回は日本が誇る鬼才 、岩井俊二監督による「LoveLetter」
誰もが経験した「初恋」というものを、美しく描いた作品。
思わず胸が甘酸っぱい気持ちでいっぱいになります。(書いてて恥ずかしい・・・笑)
あらすじ ※ネタバレ含まない、と思う・・・
冬登山の事故で婚約者「藤井樹」を無くしてしまった渡辺博子。
想いを断ち切るきっかけになるかと考え、婚約者が昔住んでいて現状は存在しない住所にあて、
「拝啓、藤井樹様。お元気ですか?私は元気です。」という葉書を送る。
当然、届くはずのない葉書・・・。
しかし、ある日その住所から、「藤井樹」の名前で返信が届く。
現在、あるはずのない住所、生きていない人からの返信・・・。
それから始まる、奇妙な文通。
葉書の返信主と、今は亡き「藤井樹」について解き明かされていく・・・・。
感想
冒頭でも書きましたが、誰もが学生時代に経験する「初恋」というものを、美しい小樽の風景を舞台にして丁寧に描いています。
日常に疲れ、やさぐれ気味になっている時にこの映画を見ると、ピュアだったころの気持ちを立ち返る事が出来る、そんな映画です。
あらすじで書いた、映画序盤に仕掛けられた謎が完璧に回収される構成も本当にお見事!
そして、中山美穂が一人二役で演じる主役が本当に愛おしい・・・。何より、そんな中山美穂が美しい・・。
共演者である豊川悦司、酒井美紀の演技も素晴らしい。
中年のオッサンがこんなことを書くと痛すぎるのですが、この映画は一言でいうと「老若男女、誰しもが中山美穂に恋をしてしまう映画」だと言えると思います。
あぁ、言ってしまった・・・。
でも真実だから仕方がない(笑)
110分ほどと、コンパクトにまとまっているのも良いですね。
コロナ禍が続き、何となくモヤっとした気持ちが続く今だからこそ、是非見てみて頂きたい映画です。
今日のところは、以上!
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