mutoです。
各地で熱戦が繰り広げられていた地方大会もついに決着しつつあり、
今年も「夏の甲子園」が開幕します!

球児たちが流す汗と涙、試合ごとに巻き起こるドラマ。
この季節になると、毎年心が熱くなりますよね。
とはいえ――。
「この炎天下で、本当に試合を続けて大丈夫なのか?」
そんな疑問を抱く人も、年々増えてきているのではないでしょうか?
☀️熱中症58件。…これはもう“事故”ではなく“構造”の問題では?
昨年の大会では、熱中症の疑いによる救護件数が58件にのぼりました。
しかも前年より24件も増加。
午前・夕方の「2部制」での暑さ対策が導入されたにもかかわらず、です。
つまり現状の対策では、もう太刀打ちできないレベルにきているということ。
🏟️全国のドーム球場開催、やってみる価値ありませんか?
そこで、私からの提案です。
「夏の高校野球を、全国のドーム球場で開催しよう」
というアイデア。

- 暑さ対策 → 一発クリア
- 雨天順延もナシ
- 地方ドームでの“持ち回り開催”にすれば、地域活性化や観光効果も期待できる
京セラドーム、東京ドーム、札幌ドーム、PayPayドーム……
日本全国には素晴らしい球場があるのに、ずっと“使わない理由”ばかり探してきた気がします。
🎌選手たちは結果を出している。次は我々の番では?
いま、日本野球は選手たちの努力によって、世界からの評価がグングン高まっています。
WBC優勝、大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸…。

多くの若者が海を渡り、堂々と活躍しています。
「じゃあ、運営とファンは何か変わったのか?」
正直、あまり変わっていない気がします。
むしろ、“ずっと変わってこなかったこと”を、そろそろ恥ずかしく感じる時期に来ているのでは?
第2の大谷翔平を生み出すのは、選手の努力だけではなく、
環境を整える「我々」の責任でもあるはずです。
📈MLBとの市場格差…このままでいい?
1995年、野茂英雄が海を渡った頃、MLBとNPBの市場規模は2倍もありませんでした。
でも今や、
- MLB:約1.8兆円
- NPB:約1,200億円
なんと15倍の差です。
MLBは時代に合わせて、ピッチクロックや守備シフト制限、デジタル戦略などを導入。
「伝統」より「進化」を選んできました。
一方の日本はというと――
「甲子園の土が」「高校野球は教育の一環だから」と言い続け、
環境改善はほぼ据え置き。
このままでは、「才能」は世界に通じても、「環境」は置いてけぼりです。
🎓高校野球から変えていくことが、未来への第一歩
・猛暑のリスクを排除
・地域ドーム開催で新しい盛り上がりを創出
・特権的だった甲子園無料使用の見直し
・教育スポーツとしての“命を守る環境”の整備
こうした改革は、何よりも高校野球から始めるのが自然です。
そしてそれが、プロ・国際大会・野球文化全体の底上げにつながっていくと私は信じています。
✅まとめ:感動を守るために、変える勇気を
- 球児たちは、今年も全力で努力しています
- その努力が世界で花開いている今、次に変わるべきは「運営」と「私たち大人」
- 甲子園を未来につなぐために、ドーム開催・制度見直しは避けて通れない
✍️最後に
甲子園の風景は、日本人の記憶に深く刻まれています。
でも、**伝統を守るとは「形を守ること」ではなく、「志を未来に渡すこと」**ではないでしょうか?
暑さに倒れる球児を「仕方ない」で済ませていた時代は、もう終わりにしましょう。
今年こそ、「甲子園を変える」という議論が本気で始まることを願って――。
今日のところは、以上!
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