mutoです。
先日歌手の谷村新司さんが亡くなられました。
74歳でした。
子供のころの谷村新司さんのイメージは
コロッケに物まねをされる面白い歌手のおじさん、というイメージでした。
当時は物まね番組が全盛期で、この谷村新司さんを何回見たことか。
コンプライアンスが声高に叫ばれる今ならなかなかできない番組だと思います。
よくコロッケが物まねで歌っている時
後ろから本人が登場!みたいな演出が良くありました。
「これはさすがに怒るだろう」というフリでも
谷村さん本人は決して怒らず、むしろ喜んでいたような記憶があります。
中高生のころの谷村新司さんのイメージは
少しは音楽を聴くようになると
谷村新司さんと言えばめちゃくちゃ歌の上手いダンディなおじさん、という
イメージに変わりました。
「昴」「いい日旅立ち」「三都物語」と名曲がたくさんあります。
高校時代、歌が自慢の担任の先生に一曲お願いすると
「昴」を熱唱されたことを覚えています。
私にとっての谷村さんの神曲は
なんといってもNHK大河ドラマ「琉球の風」のテーマ曲「階」。
今は性加害対策で大変ご苦労されている
東山紀之が主演でドラマの出来もよかったですし、なんといってもテーマ曲と凄くマッチしていた。
確か大河ドラマのテーマ曲で歌詞付きの曲が選出されたのは
この「階」だけじゃなかったかな?
ちなみにジャニーズのタレントが大河の主人公を演じたのも
この「琉球の風」が初めてだったはず。
視聴率は振るわなかったようですが、私にとって
歴代大河のダントツNo1ですね。
大人になった時の谷村さんのイメージは
歌がうまく、めちゃくちゃダンディなおじさま、というイメージでした。
決して「イケメン」ではないのですが(ごめんなさい)
とにかく「ダンディ」というイメージです。
肩の力が程よく抜けているのに、とってもおしゃれ。
おしゃべりも面白く、そして歌は抜群にうまい。
日本人男性の理想の年の取り方じゃないでしょうか。
返す返すも惜しい人だったと思います。
これからも私は「階」を聞き続けます。
謹んででご冥福をお祈りいたします。
今日のところは、以上!
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