格闘技界における減量問題について、事故防止に向けて格オタが対策を考えてみた、という話

サラリーマンの独り言

mutoです。

日本のMMA老舗団体である修斗のCHAN-龍選手が亡くなりました。

21歳のプロ格闘家CHAN-龍さんが急死、デビューから6戦全勝の有望株 減量苦で1週間前の試合は計量を無断欠席(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース
 格闘家のCHAN-龍さん(MMAZジム)が亡くなっていたことが30日、分かった。21歳だった。関係者が明かした。

死亡報告だけであったのでここからは憶測になるのですが

「前戦の計量にて1.7キロの体重オーバーをしていた」

「公式戦の計量に現れず、連絡も取れない。結果として無断欠席として失格となっていた」

「ロードワーク中に倒れた」

ということから、記事や掲示板では減量中の事故ではないか?とされています。

計量失敗が連発する昨今ですが、ついに死亡事故まで起こってしまいました・・・。

今、格闘技界で一般的になっている直前の水抜きによる弊害だと思います。

昨日RIZINで負けた朝倉未来も減量動画をYouTubeでアップしていますが

これは本当に危ない・・・。

1日で5.7キロの過酷な水抜きに密着

動画の中で本人も言っていますが、リアルに寿命を縮めていると思います。

下手したらRIZINのようなビックプロモーションやボクシングのように歴史ある競技でも

今後死亡事故が起こるかもしれない・・・

そうなると、格闘技自体が急速に衰退していくような気がするのです。

そこで格闘技を愛し、観戦歴20年を超えるオタとしてこのような悲劇が

二度と起こらないように下記のような対策を考えてみました。

ちなみにこれは階級を設定しているすべての格闘技全てで適応できることだと思います。

対策①計量失敗をした選手は強制的にその階級より上の階級にシフトさせる

あってはならないことではありますが、悲しいことから前述の通り

昨今計量失敗をする選手が多いです。

厳しいことを言うと、1回でも失敗すればもうその競技から永久追放、

というのが一番良いのですが、少し厳しすぎるのでちょっと弱めます。

それが計量失敗した選手はその階級から上の階級に強制的にシフトさせる、という決まりをつくるです。

そもそも人間は己の失敗をなかなか認めたくないもの。

次こそは!となる人が多いと思いますので

この階級チェンジを制度として、第三者が強制的に課す、という方法を提案します。

対策②主催者は前日計量以外に試合3週間前から隔週毎に関係者のみの計量を科す

今はだいたい前日に公開計量をする競技が多いと思います。

一種のイベントとなっており、盛り上がるところだと思いますが

これ以前、例えば3週間前、2週間前、1週間前に主催者が強制的に計量を行い、

リミット上限以上であればその試合は中止、もしくはキャッチウェイトに変更する等の

対策を行わねばならない、というのはどうでしょうか?

そもそも直前に水抜きで急激に体重を落とす選手が多いですから

このやり方をすれば徐々に体重を落とすやり方が浸透すると思います。

興行側としても興行そのものに穴をあけるリスクも減るし

一石二鳥だと思うのです。

これは公開でやる必要はありません。

主催者と両選手陣営のみのチェックで良いと思います。

ファンは健全な格闘技を望んでいる

格闘技ファンはレベルの高い、健全な格闘技を望んでいると思います。

ただでさえ、相手の肉体を傷つけあう危険な競技なのですから

競技そのもの以外での安全性が高まるように

コミッショナー、興行主、所属ジムが力を合わせて

減量禍が起こらないように努力をしてほしいものです。

動画としてはとても面白いのですが、リアルにこのようなことをする選手が

いなくなってくれることを願ってやみません。

唾液ゼロ!2日で5kg減。限界突破のボクサー減量、地獄の水抜きに密着【112杯目】

ちなみに減量のやり方が問題なだけであり、

個人的にジロリアン陸選手のことは大好きです。

むしろ熱烈に応援しています。

今日のところは、以上!

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