格闘家はYouTubeで稼ぐべき?──副業時代だからこそ「リングで夢を見せてほしい」、という話

サラリーマンの独り言

mutoです。

格闘技ファン歴30年のオジサンです。
最近の格闘家を見ていて、どうしても思ってしまうことがあります。

「YouTubeや配信活動が本業になってない?」

もちろん、選手が食べていくために副業するのは当たり前の時代です。

ファイトマネーだけでは生活できないのも理解していますし、稼ぐ力を持つことは素晴らしいことです。
でも、だからこそ違和感もあるんです・・・・。

ファンが見たいのは「練習の合間の動画」じゃない

僕らファンが本当に見たいのは、

  • 汗と涙をかけた厳しい練習の末に
  • 命を削るような真剣勝負をして
  • その結果として大金と名誉を手にする姿

なんです。

YouTubeでコツコツ稼ぐ選手を見るのは、正直ちょっと切ない。
ファンは「格闘技」という夢を通して人生を重ねているんです。

大谷翔平、井上尚弥が夢を見せる理由

世界に誇れるレジェンド、大谷翔平井上尚弥
彼らは時間を惜しまず練習に注ぎ込み、その結果、

  • 大谷はメジャーの頂点で二刀流という伝説を築き
  • 井上は4階級制覇しP4P世界一と称される存在になった

だからこそ、人は彼らに夢を見る。


格闘家にも、ぜひ「その道」を選んでほしいと願います。

団体やジムの責任

選手が自らYouTubeで広告収益を追いかけなければならないのは、団体やジムの仕組み不足でもあります。
理想はこうです:

  • 団体やジムがプロモーションや配信を主導し、コンテンツ制作をプロが担う
  • その配信に出演する選手にはきちんと出演料を払う
  • 選手は練習と試合に専念し、競技力を高める
  • 配信クオリティは上がり、ファンも満足度が高いコンテンツを楽しめる

こういう仕組みをしっかり作るのが、本来のプロモーターの役割だと思うのです。
UFCやONEのような世界的団体は、まさにこのモデルを構築しています。

副業時代だからこそ、リングで勝負する姿が尊い

僕自身、副業に取り組むおじさんだからこそ、副業の価値は理解しています。
でも、本業を食う副業は違う。
格闘家は「命を賭けた試合」でファンに夢を見せる存在であってほしいのです。

だからこそ言いたい。

練習にすべてを注ぎ込み、リングで伝説を作ってほしい。
その結果、計り知れない金と名誉を手にする。
そんな“ヒーロー像”を僕らファンは見たいのです。

YouTubeで稼ぐ姿ではなく、リング上の一瞬にこそ価値がある。
僕らが求めているのは、その「夢」なんですよね。

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