君は「コンパクトフラッシュ」を知っているか? SDカードに敗れた、あの分厚いメモリーカード、という話。 

君は○○を知っているか!

mutoです。

今では写真データといえば
SDカード。

デジカメでもドローンでもNintendo Switchでも。

とにかくSDカードの時代です。

しかし、デジカメ黎明期には別の王者がいました。

その名も――

コンパクトフラッシュ(CompactFlash)。

コンパクトフラッシュの誕生

コンパクトフラッシュは
1994年にSanDiskが提唱したメモリーカード規格です。

当時の用途は主に

・デジタルカメラ
・PDA
・産業機器

など。

特にデジカメでは2000年前後まで事実上の標準メディアでした。

Canon、Nikon
などのデジカメも多くがこの規格を採用していました。

私のデジカメデビューはNIKON

私が初めて買ったデジカメは

NIKON。

確か2000年だったと記憶しています。

そしてそのデジカメが採用していた記録メディアが

コンパクトフラッシュ。

私のデジカメ人生はこのカードから始まりました。

コンパクトフラッシュ、全然コンパクトじゃない

改めて思うんですが、

コンパクトフラッシュって全然コンパクトじゃない。

むしろ結構デカい。

結構デカい。

「小さくてスマートなメモリーカード」みたいな印象ですが、

実物は

かなり分厚いカードです。

そして、これは今思えば、ですが名前もかなりダサい(笑)

なんか美少女物のバトルアニメの必殺技みたい(笑)

コンパクトフラッシュ vs SDカード

整理するとこんな感じです。

項目コンパクトフラッシュSDカード
誕生年1994年2000年
主導企業SanDiskPanasonic・SanDisk・東芝
サイズ約36×43mm約24×32mm
厚さ3.3〜5mm2.1mm
当時の容量16MB〜128MB8MB〜64MB
主な用途デジカメ・産業機器デジカメ・携帯機器

こうして見るとすぐ分かります。

SDカードの方が小さい。

そして何より安かった。

この2つが決定的でした。

分かってはいたのです

正直に言うと。分かってはいたのです。

コンパクトフラッシュは

・高い
・分厚い
・小型機器に向かない

つまりSDカードの方が合理的。

でも。

NIKONが鞍替えするとは思わないじゃないですか。

ずっとコンパクトフラッシュだったんですよ?

だから私は結構容量の大きいCFカードを
買っていました。

技術戦争はVHSとベータに似ている

こういう話、どこかで聞いたことありませんか?

そうです。

VHSとベータの戦争。

1970年代、家庭用ビデオの規格争いがありました。

当時は

ベータの方が画質が良い

と言われていました。

しかし最終的に市場を制したのは

VHS。

理由はいろいろありますが、

  • 録画時間が長かった
  • 多くのメーカーが採用した
  • レンタルビデオがVHSに統一された
  • アダルトビデオがVHS中心になった

など、様々な要因が重なりました。

つまり技術の優劣だけでは勝敗は決まらない。

市場ではどれだけ仲間を集められるかが重要になります。

そしてSDカードが勝った

コンパクトフラッシュとSDカードの戦いも実は同じです。

SDカードは

・小さい
・安い
・携帯機器に向いている

という理由で携帯電話、ゲーム機、デジカメ

など多くの機器に採用されました。

結果として

SDカードが市場を制した。

人間って大体分かっている

人間って面白いもので、だいたい悪いことって
分かっているんですよね。

あとになってよく聞きます。

「こんな人とは思っていなかった」

「こんな会社とは思っていなかった」

いやいや。嘘です。

大体、事前に予兆は感じている。

なんとなく「これ怪しいな」と。

ただ見えなかったことにしているだけ。

そして気づいたときにはもう遅い。

コンパクトフラッシュは歴史の表舞台から消えていました。

でもあのカードは嫌いじゃなかった

それでも私はコンパクトフラッシュが

嫌いじゃありませんでした。

分厚くて、ゴツゴツしていていかにも

機材っぽい。

SDカードは便利ですがちょっと

小さすぎる。

あの無骨なカード結構好きだったんですよね。

今日のところは、以上!

おまけ

MDもまさか、無くなるなんて思わなかった・・・・。

コメント

タイトルとURLをコピーしました