mutoです。
表題の通り、「首」を見てきました。
結末含め、率直な感想を書きたいと思います。
知りたくない方はこれ以上見てはいけません。
構想30年という煽り、登場人物ごとのティザーをみて
かなりワクワクして見に行きました。
ちなみにそのティザーはこれ。
率直な感想
「本能寺の黒幕が秀吉説」「光秀が家康の暗殺を命じられていた説」で驚かせたかったと推測するのだが、今は結構よく小説の題材になっているので、はっきり言って驚きはありませんでした。
ただ、その時代一般的であったとされている衆道（男性同士の愛の営み）や合戦をバイオレンスに描写することによってリアルと思われる戦国映画にチャレンジしたところは興味深く感じました。
ちなみに後者の部分によって、この「首」は絶対に地上波では流せないと思います。
そういう意味で振り切った、北野武の覚悟を感じた作品でした。
総合的には興味深く拝見したものの、面白くはなかったというのが感想です。
海外の映画祭に出品されたとのことですが、
外国の方がこの映画をみて「面白い！」とはならないと思います。
客の入りは
はっきり言って悲しいほど少なかったです。
おそらく興行的には振るわないと思います。
リアルな戦国を描くというチャレンジをするのであれば
主要人物の年齢と役者の年齢をそろえてほしかったですね。
映画の中の年齢は秀吉（北野武）＞光秀（西島秀俊）＞信長（加瀬亮）となっていますが
実際は光秀＞信長＞秀吉のはずです。
ここをそろえるだけで結構グッとリアル感が出てくると思うのですが・・・。
ちなみにそういう設定がきちんと描かれているのが
こちらの漫画です。
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今日のところは、以上！
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