前田日明はなぜ老害と呼ばれるようになったのか?“格闘王”神話が崩れた日、という話

サラリーマンの独り言

mutoです。

格オタです。

かつてUWF・リングスで“格闘王”と称された男、前田日明(まえだ あきら)。


総合格闘技黎明期の象徴であり、プロレスとリアルファイトの架け橋だったカリスマです。

でも最近、「前田日明 現在」「前田日明 老害」といった検索が急増しているのをご存知でしょうか?

その理由は、彼自身の言動――特にYouTube出演や、青木真也との対談動画に集約されています。


【YouTube対談】青木真也とのやり取りで見えた“神話崩壊”

あの問題の動画での冒頭発言:

前田日明「俺が現役だったら、お前なんか病院送りにしてるよ」
青木真也「こっちのセリフだよ」

前田日明×青木真也 厄介な二人が13年振りの対面!アウトサイダーの秘話、話題の受け身論争、そして放送禁止用語連発の危険な対談。 #前田日明 #青木真也 #アウトサイダー

言葉で殴ろうとして、リアル現役格闘家に完全論破された瞬間。
きっと私も含めファンの多くが、「前田、もうええよ…」と静かに悟ったシーンだと思います・・・・・。


その後も威圧的な話し方、武勇伝、過去の栄光ばかり。
聞けば聞くほど、こう思わずにいられませんでした:

「しゃべればしゃべるほどメッキが剥がれていくな」

そして気づいたのです。
もう彼には、「それ違いますよ」と指摘してくれる人が周りにいないのだと。

これが老害化の典型的パターン。


【検証】前田日明は本当に「喧嘩最強」だったのか?

検索でもよく見かけるワード:「前田日明 最強説」「前田日明 喧嘩伝説」。

彼自身も複数人の米兵をしばきあげた、ということをいろんなところで語っていますが、
しかし、現実にはそれと逆の事実だけ。

  • 安生洋二にシバかれた事実
  • アウトサイダー大阪大会→煽られても控室にこもっただけ
  • YouTubeではスタッフや後輩にしか強気になれない

結局のところ――

“強かった”のは自分より弱い相手にだけだったのでは?


【唯一のガチ】引退試合・カレリン戦の真実

前田日明が本気で戦った唯一の試合は引退試合のカレリン戦だけ――
そんな噂がありますが、今となってはその説に妙な説得力があります。

あの試合は、演出の余地がなく、相手はガチ中のガチ。

【前田日明引退試合】前田日明VSアレキサンダー・カレリン ※前田日明の解説あり


でも裏を返せば、それ以外は全部“作られた強さ”だったのかもしれません。


リングス時代を今見返すと「たるんだおじさん」だった

ふと思ったんです。

「そもそもリングス時代の前田って、今見るとただの中年のおじさんじゃなかった?」

動きも遅い、体も絞れてない。


でも、当時の私は完全に前田最強幻想に取り憑かれていた。

あの威圧感と演出力だけで、“本物”と錯覚させる技術は一流だったのだと思います。


坂田亘の公開ビンタ事件は「強さの誤用」の象徴

忘れてはならないのが、「前田日明 坂田亘 お仕置き事件」。


公衆の面前で弟子を怒鳴りつけ、滅多打ち――。

あれこそ、“強さ”を履き違えた象徴的な出来事ではないでしょうか。
今、坂田が見返したら、何を思うのか。ちょっと切なくなります。


本質は「格闘家」ではなく、「プロレスラー」

「格闘王」という称号とは裏腹に、今ならはっきり言えます。

前田日明は、格闘家ではない。プロレスラーだった。

魅せ方、喋り、空気感――そのすべてが“演出”であり、リアルファイトの猛者たちとは別軸だったというのが結論です。

もう悲しみしかありません。


今の前田日明を見ていて、一番感じるのは――

「老害の見本みたいになってしまったな…」という悲しさ。

そして、きっともう彼には、それを正面から指摘できる人がいない。
だからこそ、しゃべればしゃべるほど、メッキがはがれていく。

麒麟も老いれば駑馬に劣る

昔の人は良く言ったものです。

悲しいけど、麒麟であった人も麒麟であり続けることはできません。

でも麒麟のままであろうとして欲しかった。

その努力を見せてほしかった。

今の自分はどうなのか、認識してほしかった・・・・。

過去、ファンだったので切に願います。

今日のところは、以上!

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