mutoです。
もうすぐ人事異動の季節です。
会社の「未来」が、少しだけ決まる時期。
その一方で世の中は、
VUCAだの不確実性だのと騒がしい。
先が読めない時代、らしい。
まあ、分かります。
確かにそういう空気はある。
偉い人はこう言う
VUCA時代を生き抜くには、
「これまでの価値観では通用しない。」
「不確実な社会では、過去の常識は役に立たない。」
新聞やネットでは、偉い人たちがそう力説しています。

何も間違っていないと思います。
でも、ひとつだけ不思議なんですよね。
昇進だけ、やけに安定している
それなのに昇進は、
きれいに**「過去の積み上げ」**で決まります。
挑戦より無事故。
未来より前例。
変革より年次。
……あれ?
言ってることと、やってること。
けっこう違いません?
会社が本当に守りたいもの
別に会社が間違っている、
という話でもありません。
たぶん本音は、かなり現実的です。
未来を当てる人より、
組織を壊さない人を上げたい。
だって――
- 挑戦型を上げて失敗 → 人事の責任
- 無難型を上げて失敗 → 「仕方ない」で済む
結局は、
説明できるかどうか。
合理性というより、
防衛本能に近い判断です。
いちばんの皮肉
会社って、
ブランド論とか顧客志向とかには
ものすごくロジックを求めますよね。
「根拠は?」
「再現性は?」
「定量で説明して?」
資料は分厚くなり、
会議は長くなる。
でも。
人事評価のロジックは、わりとふんわり。
人には詰める。
でも自分たちには詰めない。
……すごく人間らしい。
本気でVUCA対応の人事をやるなら
本当にVUCA仕様の評価をするなら、
毎年きれいに実績を積み上げてきた人ではなく――
むしろ、
- 出社すら安定しない人
- ずっとヒラのまま埋もれている人
そんな人を、いきなり大抜擢するくらいの
斬新さが必要なのかもしれません。

……もっとも、
そんな評価を本気でやった会社、
まだ見たことないんですけどね(笑)
もしかしてVUCAじゃないのは、人間の方?
ここまで考えると、
ちょっと変な結論に行きます。
環境はVUCA。
未来は不確実。
常識は通用しない――らしい。
でも少なくとも、
会社の中の評価軸は、わりと安定している。
そして何より。
冷静に振り返ると、私の一番の強みって――
20年かけて身につけた、
会社で沈まない立ち回り方なんですよね。
昇進もする。
評価もそれなり。
大きな失敗もない。
つまり、まぁまぁ優秀(?)。
社内ルールでは。
ただ、ふと思うわけです。
これからはVUCA時代。
過去の価値観は通用しない――
そう言われている時代に。
私の強み、ぜんぜんVUCA仕様じゃないな(笑)
……まあいいか。
とりあえず明日も、普通に会社へ行きます。
今日のところは、以上!



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