【ルパンファンの本音】「不死身の血族」にガッカリした理由を整理する、という話

サラリーマンの独り言

mutoです。
今回は、かつての傑作『次元大介の墓標』で一躍信頼を得た小池健監督のルパン新作、
『ルパン三世 不死身の血族』について、ひとりのファンとして真剣に向き合ってみました。

小池ルパンに期待しすぎた…だからこそ、ショックも大きい

正直、めちゃくちゃ期待してました。
『墓標』『血煙』『峰不二子の嘘』――あの渋くて静謐な“大人のルパン”路線が戻ってくると信じていたからです。
「小池ルパンならまたあの世界を見せてくれる」と。

この記事を読んでもらえれば、私がどれくらい期待していたか分かっていただけるでしょう。

…でも、今回は明らかに肩透かしを食らいました。

「不死身の血族」って何だったの?物語の芯が見えない

タイトルからはルパン一族の秘密とか、壮大な因縁を期待してしまいます。
でも、実際に観たらストーリーは曖昧で、余白が多すぎて伏線も弱い。

敵もはっきり言ってよく分からない。


語られないことが多いのは演出として理解できる部分もありますが、
今回は“意味深”ではなく“説明不足”に感じた人も多かったのではないでしょうか?

そして何より――
肝心の「大泥棒・ルパン三世」としてのキャラクター性すら希薄だったことが致命的でした。

大野雄二をあえて使わなかった覚悟は評価したい

音楽面に関しては、個人的には大野雄二を使わなかった決断を評価しています。
「大野サウンド頼りにしない」「映像と構成で勝負する」。
これって、ある意味で過去の“ルパンブランド”を断ち切る挑戦です。

その潔さ、覚悟――私は嫌いじゃなかった。

むしろそこを評価していた。

でも、B’z起用は完全にミスだった

…だからこそ、B’zの主題歌には愕然としました。
B’zが悪いわけじゃない。

あの時感じた違和感、当たってしまいました・・・。

当てたくはなかった・・・

今回のルパンの世界観にはあまりにミスマッチだった。

これまで積み上げてきた静かな余韻、渋さ、美学――
それらが主題歌で一気に壊されてしまった印象です。
まるで最後の最後に「売れ線のにおい」が差し込まれたようで、純度が下がってしまった。

“クリエイターの魂を売った”のかな?とすら思ってしまいました。
ファンとしては本当に残念でした。

『墓標』が傑作だっただけに、残念さが際立つ

『次元大介の墓標』は、間違いなく傑作です。


静かな緊張感、孤高の美学、大人の哀愁。
あれこそ“小池ルパン”の真骨頂でした。

それだけに、『不死身の血族』がその完結編として振り切れていなかったのが余計につらい。

まとめ:だからこそ、小池監督にはもう一度やってほしい

もちろん、どんな名監督でも作品を外すことはあります。
今回がその“たまたま”だったと願いたい。

でも、あれだけの作品を作ってきた小池健監督だからこそ、
もっと自由に、もっと振り切った“ルパン三世”を作れたはずです。

ファンだからこそ、厳しく言わせてもらいました。
次こそは、小池監督の完全復活を心から期待しています。


再び立ち上がる小池監督を見たい

心からそう思います。

今日のところは、以上!

歴史的高温対策!45h限定1,900円〜【楽天1位★テレビ紹介】 ハンディファン 冷却プレート 携帯扇風機 5000mAh 3200mAh クーラー 冷却プレート 強風 冷却モード 扇風機 卓上 小型扇風機 ハンディ扇風機 手持ち扇風機 腰掛け扇風機 usb充電式 扇風機 usb ネッククーラー

価格:2680円~
(2025/7/26 17:19時点)
感想(10392件)

コメント

タイトルとURLをコピーしました