mutoです。
アマゾンプライムで見る事が出来る、おすすめの映画を紹介するシリーズ。
ちなみに紹介するタイトルは、確かに私がアマゾンプライムで見たものなのですが、常にアマゾンプライムで見る事が出来るわけではない旨、ご了承ください。
その16は「それでも夜は明ける」
ソロモン・ノーサップという実在の人物の体験を映画にしたものだそうです。
映画自体はタイトルの通り最後はハッピーエンドで終わるのですが、実物のソロモン・ノーサップさんはかなり悲惨な人生の最後を向かえたようです…。
当時の黒人奴隷がどれだけ悲惨であったか、という事と、現在の日本に生きている我々がどれだけ恵まれているのか、ということを学ぶ事が出来ます。
面白い、というより勉強になる映画です。
あらすじ ※ネタバレは含まれないように注意します・・・。
自由黒人(奴隷ではない黒人)としてニューヨークで、ヴァイオリニストとして生計を立てていたソロモン・ノーサップ。
そんな彼にある日、二人の男性から仕事の話が舞い込んだ。
「興行の楽師としての働かないか?」と
食事も交えて仕事について詳しい話をしているうち、ソロモンは薬を盛られ眠らされてしまう。
目を覚ましたソロモン。気が付くと彼は黒人奴隷として奴隷商人として売られてしまったのであった。
南部の農場に売られたソロモン。
彼の奴隷生活はそれから12年、続くのであった・・・・。
感想
人が人を商品として買っていた、という眼をそむけたくなるような歴史をまざまざと見せつけられます。
そして買われた奴隷に待っているのは、過酷な労働環境・・・・。
これまでもこのブログでいくつか黒人差別について学べる映画を紹介してきましたが、この映画は差別といった生易しい話ではありません。
「大統領の執事の涙」でも書きましたが、黒人奴隷問題から、黒人差別問題を経てアメリカに黒人大統領としてバラク・オバマ氏が当選したことは、本当に凄いことだったんですね。
いいところも、悪いところもひっくるめて、「アメリカ」という国の凄さがよく分かりました。
人が人として自由に生きることがいかにありがたい事か、本当に良く分かる映画です。
今日のところは、以上!
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