アマゾンプライムおすすめ映画 その14「バクダッド・スキャンダル」

アマゾンプライムお勧め映画

mutoです。

アマゾンプライムで見る事が出来る、おすすめの映画を紹介するシリーズ。

ちなみに紹介するタイトルは、確かに私がアマゾンプライムで見たものなのですが、常にアマゾンプライムで見る事が出来るわけではない旨、ご了承ください。

その14は「バクダッド・スキャンダル」

国際社会の安全の維持を目的として設立された国連において、人道支援プログラムの名のもとに支給された物資が横流しされていたという大汚職事件を暴いたニュースを映画化した作品。

「人間・組織は腐っていく」

「戦争・紛争という悲惨な出来事には必ずうまい汁を吸っている人間が存在する」

という、何となく皆が知っている事実を残酷に突きつけつつも、

そういった不正に立ちむかう人間だって必ずいる、という希望を同時に与えてくれる映画です。

あらすじ ※ネタバレは含まれないように注意します・・・。

外交官であった父をもつマイケルは、希望に胸を膨らませ、国連への転職を叶える。

与えられた仕事はイラクにおける人道支援プログラム。

当時のイラクは米英による圧力とフセイン政権による政治の混乱により、一般国民に対する食品・医療品が困窮している状況であり、そのような状況を救うべく計画されたのが人道支援プログラムであった。

しかし、バクダッド入りしたマイケルが見たものは、支給されているはずの薬品が期限切れのものであったり、十分に行き渡っていない状況であった・・。

このような状況を国連上層部に報告しようとする現地スタッフは謎の死をとげる。

やがて真実を知ろうとするマイケルに対する様々な圧力がかかっていく・・・。

感想

かなりスキャンダラスな映画で、引き込まれる作りになっています。

不正を暴こうとする主人公に襲い掛かる圧力がかなりリアルで、緊張しっぱなしでしたね。

前述したように、腐っていくのも人間だし、その状態を正そうとするのも人間。

圧倒的に後者の方が少ないのが悲しい事実ですが、自分もそうでありたいと思いました。

また、このようなスキャンダルニュースをきちんと取り上げるアメリカのマスコミのジャーナリズム志向に感服しました。

それに引き換え、日本のメディアは芸能人の不倫など、はっきり言ってどうでもよいニュースばかり追い求めている、正にマスゴミといっても差支えのない存在が多数だと思うのです・・・。

本当に恥ずかしいですね。

今日のところは、以上!

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