mutoです。
実際にやらなくてよかったこと、やめてよかったことを紹介するシリーズ。
今回はやめてよかったことで第7回。
「飲み会の2次会・3次会」です。
一次会には意味がある
会社の飲み会について「最近の若手は嫌がる」とよく聞きます。
しかし40を超えた立場から言うと、一次会は業務の一環として価値があると感じています。
- 食事を共にすれば、普段とは違うコミュニケーションが生まれる
- 長期的には人間関係を良くし、仕事の成果につながる
- 今は「無理やり飲ませる」ようなことはほぼなくなった
もちろん、いまだにアルハラがあるような飲み会は論外です。
それは毅然と断るべきです。
なぜ2次会・3次会は行かない方がいいのか?
一方で、2次会・3次会は話が別。
惰性で付き合う必要はありません。
1. 健康を害するリスク
深酒になりやすく、翌日のパフォーマンスを大きく下げます。
週1回でも続ければ、体へのダメージは相当なものです。
2. 金銭的な浪費
私は約20年のサラリーマン人生で、2次会・3次会に数百万円は使ってきたと思います。
正直、今振り返ると「無駄だった…」としか言えません。
では実際、どのくらいのお金が消えていくのか?
簡単なシミュレーションをしてみましょう。
頻度 | 1回あたりの費用 | 年間回数 | 年間合計 | 20年合計 |
---|---|---|---|---|
月2回 | 7,000円 | 24回 | 168,000円 | 3,360,000円 |
月3回 | 7,000円 | 36回 | 252,000円 | 5,040,000円 |
※スナックやタクシー代を含めると、さらに膨らみます。
数百万単位の無駄遣い──。
この金額を投資や旅行に回していたら、まったく違う未来になっていたと心底思います。
3. 時間の損失
終電を逃せばタクシー代、帰宅は深夜。
睡眠不足になれば翌日の仕事効率も激減します。
「少しだけ…」のつもりが一番危険です。
4. 意味のある会話が成立しない
「2次会なら距離が縮まる」と思う人もいますが、一次会で酒が入っている時点で冷静な会話は難しいものです。
むしろ無駄な失言やトラブルの火種になりがちです。
角が立たない断り方
では、どう断ればいいのか?
定番フレーズ
- 「明日朝早いので、今日はここで失礼します」
- 「仕事で片付けなければならないことがあるので」
上司向け
- 「一次会で十分楽しかったので、今日はこれで失礼します」
(肯定で締めてから断ると角が立ちにくい)
最強の断り文句(私の実体験)
「私は酒乱なので、これ以上飲むと自分を制御できる自信がありません」
──これは効きます(笑)。
場の空気を壊さずに納得してもらえる、ジョーク混じりの鉄板フレーズです。
そして究極を言えば、「帰ります」と一言だけ告げてサッと帰るのが一番スマートです。
私の失敗談
若い頃は「付き合いだし」と思って2次会・3次会に通い詰め、お金・時間・健康を散々むしり取られてきました。
特にスナックに行くことが多かったのですが、正直意味を感じられませんでした。
今では「行かない」と決めて本当に楽になりました。
翌朝はすっきり起きられるし、お金も貯まる。
なにより、仕事のパフォーマンスが格段に良くなりました。
若手サラリーマンへのメッセージ
今は「嫌なことは嫌」と言いやすい時代です。
無理に流されず、自分の時間とお金を守ることを優先してください。
2次会・3次会に行かなくても、仕事の評価は変わりません。
むしろ翌日の仕事で結果を出す方が、はるかにプラスに働きます。
もう無駄遣いはしない
飲み会は一次会までで十分。
2次会・3次会に流される必要はありません。
私が後悔している数百万もの浪費を、あなたは繰り返さないでください。
未来の自分に投資する方が、何倍も価値があります。
今日のところは、以上!
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