mutoです。
以前、こちらの記事をアップしました。
予想外に皆様に読んでいただけていましたので、続きというかシリーズとして
もう一本恥を忍んで書いてみました。
結構分かってくれる人、多いと思いますよ。(涙)
最近、街を歩いていて思うのです。
今どきの若い子、顔が小さいのはもちろんですが、足、長すぎませんか?
いや、本当にびっくりするレベルです。
スタイルがいい、なんて言葉では足りません。
「どういう配分で人体を設計したんだ?」と問い詰めたくなるくらい、胴が短くて足が長い。
なんとなくの体感ですが、
90年生まれあたりから顔が徐々に小さくなり、
2000年生まれ以降で、明らかに足が長くなってきている気がします。
あくまで感覚ですが、これは多分、みんな薄々感じているはずです。
「走り込みをすると足が短くなる」説について
昔から言われていましたよね。
スポーツで走り込みをすると、筋肉がついて足が短くなる、と。

もちろん、トップレベルのアスリートなら多少の影響はあるのでしょう。
でもそれ、オリンピック強化選手クラスの話ですよね。
「俺は部活で頑張ってたから足が短いんだ」と
自分を慰めてきた皆さん、ごめんなさい。
あなたの練習量で足の長さが変わるなら、
もはや教育として走り込みは禁止すべきです(笑)
正座が悪い?和式便所が悪い?
次に出てくる定番仮説がこれです。
・正座が足の成長を妨げた
・和式便所が悪かった
……分からなくもないです。


理屈としては、まぁ「それっぽい」。
ただですね。
だれがどう見ても決して足が長くない私ですが、
実は物心ついたときから、ちゃぶ台文化ではなくテーブルで食事をしていました。
さらに言えば、
トイレもずっと洋式です。
はい。
この時点で、私の人生に救済措置はありません。
すみません。
ここでも皆さんの仮説を壊してしまいました。
食べ物が変わった説はどうか?
では最後の砦。
「食生活が変わったから足が伸びた」
繊維質の多い食事を取らなくなり、
腸への負担が減った分、体の配分が変わった――という説。
これも一見、もっともらしい。
でも冷静に考えてみてください。
そんな生物的な進化が、たった10年単位で起こりますか?
もし本当にそうなら、
人類はとっくに100メートルを10秒で走り、
マラソンは2時間を切るのが当たり前になっているはずです。
そんな進化、正直ちょっと怖いです。
そもそも、
「胴だけ都合よく短くなって、足だけ長くなる」
なんて進化、あります?
そんな器用なアップデートが入るなら、
先に私のスタイルも修正してほしかった。
韓流アイドルを見て思うこと
韓流アイドルを見て、
「スタイルいい!」「脚長すぎ!」とワーキャーしている若い子たち。

それを横目で見ながら、
40代のおじさんはこう思っています。
**「いや。あなたたちも、十分スタイルいいよ」**と。
もはや、
短足組と足長組の差は歴然です。
ティラノサウルスとアロサウルスくらい違う。
(分かりにくくてすいません。
私には同じに見えるのですが、恐竜を愛する長男からすると
「この違いも分からないのか?」と呆れられています)

つまり何が言いたいかというと、
もう同じ人類という括りが無理なのでは?
ということです。
体感的には、すでに生物として違う。
進化の枝分かれが、静かに、でも確実に起きている気がします。
アパレル業界の人、本当に大変だと思う
アパレルの人って、大変ですよね。
同じ身長170センチ向けにジーンズを作ったとしても、
足の長さがまるで違うわけです。
今、人口の大半を占めている短足組が
年齢とともに市場からフェードアウトしていけば、
短足用の型紙も、商品も、いずれすべて一掃しなければならない。
そう考えると、
本当に申し訳ない気持ちになります。
短足組のおじさんは、心からそう思っています。
短足組にもメリットはあるのか?
一応、考えてみました。
短足組にも、何かしらのメリットはあるはずだ、と。
相撲、柔道、レスリング。



いわゆる組み技系競技では、重心が下がる分、有利だと言われます。
……これぐらいしか思いつきません。
悲しいです。
日常生活にほぼほぼ意味がないメリット。
しかも、これも正直、無理やりです。
柔道やレスリングにしたって、
じゃあ日本人が圧倒的に強いか?と言われると、そうでもない。
お家芸と言われる柔道ですら、
金メダルを取ってワーキャーしているわけですよね。
それってつまり、昔ほど圧倒的ではなくなっている
ということの裏返しでもあります。
「相撲は?」という声も聞こえてきそうですが、
そもそも相撲に、足の長い人はあまり挑戦しません(笑)
デメリットは、いくらでも思いつく
一方で、デメリットなら星の数ほど言えます。
ダラダラと書くと涙があふれてきますので2つだけにしますが。
・スタイルが悪い。
・一歩のストロークが短く、前述した競技以外では、だいたい不利。
「人は見た目が9割」なんて本もありましたね。
それを読んだとき、
「それ、生まれた時点でほぼ決まってるやん」
と思わずツッコミたくなりました。
名誉のために言っておきますが、
あの本は決してそういうことを言っているわけではありません。
……分かっています。分かってはいるのです。
それでも、これだけは言わせてほしい
ただ、これだけは言いたい。
なんて残酷すぎるタイトルなんだ、と。
私だって、足が長く生まれたかった。(涙)
願わくは、
短足組の私の愛すべき子供たちが、
この説明不能な進化の波にきちんと乗り、
何事もなかったかのように足長組へ分類されることを期待しています。
もしそうなったとしても、
私は嫉妬などしません。
少しだけ、ほんの少しだけ、
「俺の短足遺伝子、いい引き際だった。偉いぞ!」と思うだけです。
今日のところは、以上!



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