おすすめの本 その5「新・所得倍増論」

お勧めの本

mutoです。

自分が実際に読んでよかった書籍を紹介する新シリーズ。

第5回目は「新・所得倍増論」

この本の著者はイギリス人の経済アナリストのデービッド・アトキンソンさん。

この本を読むまで存じ上げなかったのですが、菅総理のブレーンの一人だとか・・。

デービッド・アトキンソン - Wikipedia

昔で言うところの、現代版三浦按針のような感じでしょうか・・。

三浦按針(ウィリアム・アダムス)の紹介↓

ウィリアム・アダムス - Wikipedia

少し話が逸れました。

「人は都合の良い事しか見ようとしない」とよく言われますが、これはまさにその通り。

この本、かなりショッキングなことが書かれていますが、この内容から我々日本人は決して目をそらしてはいけないと思います。

あらすじ、というかざっくりとざっくりとした内容

凄くざっくりと言うと

①現在の日本は決して一流国ではない

②(過去の)日本の繁栄は自国において1億人の人口を有する数の力であった

③現実を直視せよ。日本人!

みたいなことが延々と書かれています。

この本を読んで

「日本の高度経済成長を支えてきたのは、焼け野原であった国土において歯を食いしばって頑張ってきた国民の勤勉性であり、その結果、一昔前には世界第二位の経済大国になったのだ」という教育を受け、それを真に受けていた世代の私にとってはかなりショックでした。

日本を外から冷静に見れば、この本が言っていることは間違っていないと思います。

少なくとも上記のような「日本礼賛」に凝り固まった、一方的な教育は改めねばならないと思います。

「見たくない現実を直視でき、その現実に対応できるもののみが成功の果実を手にする事が出来る」

よく言われることですが、真実だと思います。

この事が出来なかったため、日本は先の戦争で大きな痛手を負ったのですから・・・。

少しは学習せよ、日本人!!!! そして俺!(笑)

日本人の視点からはなかなか見えない景色を見せてくれるこの本、本当におすすめです。

ちなみに私、こちらの本は例のごとくaudiobookで読みました(聞きました)

今日のところは、以上!

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