「(廃れつつある)年賀状」実はいろんな意味でコスパが良いと思う、という話

サラリーマンの独り言

mutoです。

明けましておめでとうございます。

新年一発目の投稿です。

皆様、年賀状って出されますか?

近年、年賀状を廃止する企業も多いとのこと。

私は毎年個人として出しているのですが、所属している会社はついに廃止に踏み切りました。

そんな訳で私の実感としても、減っていっている実感があります。

調べてみると、実際に減少が続いているとのことです。

【年賀状の発行枚数について】1人当たりの枚数や、発行枚数が年々減少傾向にある理由とは?
年賀状の豆知識やマナーを解説

実は私も10年ほど前までは、年賀状文化は「悪習」だと思っていた側の人間なのですが、ここ最近はいろんな意味で良い素晴らしい文化だと思っています。

本日はそのようなことをツラツラと書いていこうと思います。

注)私は別に郵政や印刷関係など、年賀状で儲ける側の人間ではありません。

あくまで年賀状を利用する一般市民としての意見ですので、悪しからず。

年賀状が優れている点①「SNSと距離がとれ、人間関係の断捨離もできる」

年賀状は出さないが、SNSで新年のメッセージを送る人は多いと思います。

無料のサービスだから利用している、という方が多いと思います。

ただ、SNSって無料で送れる分、それほど親密ではない人、興味のない企業からもメッセージが来ませんか?

ただでさえ企業からの広告メール、メッセージが多い今日、私は私生活では出来るだけSNSから距離をとりたいと思うので、SNSでの年賀メッセージのやり取りはなるべくしたくない、というのが本音なんですよね・・・。

それに比べると年賀状は「1枚63円」と有料ですので、誰かれ構わず送られてくることはありませんし、送る側としても一回63円フィルターを通しますので、無駄打ち(笑)しません。

物と同様に人間関係も断捨離が推奨される今日、今後も繋がっていたい人、関係を断ちたい人というフィルターを63円でかけられることができるとすれば、それは結構有意義なコスト投下だと思うのは私だけでしょうか?

年賀状が優れている点②「定型フォーマットで事足りる」

社会人になり、結婚をするころになると年賀状のフォーマットとして家族写真を載せ、近況報告と年始のあいさつを兼ねる人が多くなる傾向があります。

特に多いのが子供と映っている写真。

このフォーマット、お決まりではあるのですが、不思議と見てしまいますし、記憶にも残るんですよね。

それに引き換え、SNSの定型フォーマットでくる年賀あいさつは、おそらく受け取った誰もほぼ内容は記憶に残らないと思います。

(前述した通り、そもそも他のメッセージに紛れてしまい、開封自体しないことも多々ありますしね)

相手に記憶されないメールを送るぐらいなら、家族写真の定型フォーマットで近況報告と年始の挨拶が出来る年賀状の方がはるかに効率的だと思うのです。

年賀状が優れている点③「家族にもしものことがあった際の親戚関係の住所を毎年把握できる」

日頃付き合いはないものの、冠婚葬祭においては連絡を取らざるを得ないぐらいの関係性である親戚って多いですよね?

こういった方々に対し、年に一回確実に現住所の確認ができるのが年賀状の良いところだと思います。

しかも上述した通り定型フォーマットを利用すれば特に手間もそれほどかけずに、つかず離れずの距離感を保ちながらが可能。

メールとは異なり、埋もれてしまう可能性も低い。

これはアナログな年賀状ならではの良さだと思います。

まとめ

1年に一回、1人(一家族あたり)63円で

①人間関係の断捨離

②(手間をかけずに)近況報告と年始の挨拶

③つかず離れずレベルの親戚関係の現住所把握

が出来る年賀状というシステム。

効率ばかりが追い求められる昨今、アナログなことをあえてするというのも悪くない習慣だと改めて思うのです。

今日のところは、以上!

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