mutoです。
我が家では、市営のプレイルームを定期的に利用しています。
目的は2つ──
- 奥さんの睡眠時間を確保すること
- 子どもをたっぷり遊ばせ、夜にスーッと寝てもらうこと
柔らかいマット、安全設計、冷房完備、多種多様なおもちゃ。
「これぞ税金の正しい使い道だ!」と感謝せざるを得ない、まさに育児世帯のオアシスです。
■しかし、そんな平和な空間で私は“ある恐怖”を感じるのです
どれだけおもちゃがあろうと、我が子が毎回必ず最初に向かうのは落ちもの系のおもちゃ。

玉を入れる。
コロコロ……ストン。
また入れる。
ストン。
無限ループ。
他の子どもがミニカーやおままごとで遊んでいる中、我が子だけは一点集中で玉を落とし続けています。
そして不思議なことに、私はその姿を見るたびに──
「どうしてもパチンコに見えてしまう」のです。

■私はパチンコを一度もやったことがない人間です
中学生時代、朝練に向かう途中、商店街のパチンコ屋には開店前から長蛇の列ができていました。

制服姿の私は「これから汗を流しに行く」という時間に、彼らは「台を確保するため」に並んでいる。
その光景を見て私は思いました。
「どうしようもない人って、いつの時代にもいるんだな……。」
その瞬間から、パチンコは私の辞書から完全に削除されました。
今後も絶対に触れないと断言できます。
■にもかかわらず、我が子は“落ちていく快感”に覚醒している
実は、私の父(=我が子の祖父)は筋金入りのパチンコ愛好家でした。
高校時代には制服のままホールに直行していたという逸話を持つ人です。
私は反面教師としてパチンコを拒絶してきたはずなのに、
まさか孫の代で、その“遺伝子”が目覚めるとは……。
血は争えないとはいいますが、ここまで見事に隔世遺伝するものなのか。
父親のDNA、おそるべし。
■落ちものおもちゃは、なぜ子どもを魅了するのか?
実は、発達心理学の観点から見ると、落ちもの系のおもちゃには以下のような知育効果があるとされています。
- ✅「原因と結果」を視覚的・感覚的に理解できる
- ✅「予測と結果の一致」が快感となり、集中力を高める
- ✅繰り返し遊ぶ中で「論理的思考」「観察力」が育つ
つまり、落ちものおもちゃは依存の入り口ではなく、脳の学習回路を育てる優秀なツールでもあるのです。
そう考えると、我が子が夢中になる姿は、単なる“危険な兆候”ではなく、
**「伸びる芽」なのではないか?**と希望が生まれます。
■とはいうものの、葛藤はある
子どもが楽しそうに笑っているおもちゃを、親の不安だけで取り上げるのはしたくありません。
むしろ、没頭する体験こそが成長につながると信じたい。
でも、落ちものを見るとパチンコがちらつく。
「この無邪気な遊びが、将来どう進化するのか……?」
頭の中で警報が鳴ります。
これが“子育ての葛藤”というやつなんですね。
「好きにさせたい」「でも不安」──この揺れこそ、親として生きている証拠なのかもしれません。
■結論:落ちもの好きは、未来の才能の兆しかもしれない
落ちものに夢中になるのは、脳が「因果を解き明かしたい」「結果をコントロールしたい」という知的欲求の表れでもあります。
私はパチンコのような依存ではなく、
科学・技術・ものづくりなど、社会や未来を動かす力につながることを、切に願っています。
我が子が落ちものおもちゃを通じて、“ギャンブル脳”ではなく“探究脳”を育ててくれることを──心から期待しています。
今日のところは、以上!
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