ろくでなしブルースを改めて読んでみた──不良漫画の金字塔が、今読むと意外と“真面目すぎる”件

サラリーマンの独り言

mutoです。

LINEまんがで「ろくでなしブルース」が無料になっていたので読んでいます。

【漫画全巻セット】【中古】ろくでなしブルース <1〜42巻完結> 森田まさのり

価格:7,480円
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感想(2件)

1日数話ではあるものの、やはり無料はありがたいですね。

ありがとう、LINEまんが。

昭和の不良にビビっていた少年時代

『ろくでなしブルース』の連載が始まったのは、私が小学生の頃。
当時は「高校生になったら、こんな学校生活になるのか……喧嘩とか怖いな」と本気でビビっていました。

でもいざ中学、高校と進むと──
「あれ? 前田太尊みたいな奴、どこにもおらんぞ?」と気づくわけです(笑)

もちろん、多少ツッパった生徒はいましたが、殴り合いなんて一度も見たことがありません。

たぶんですけど、赤井英和やら前田日明、朝倉未来の武勇伝も実はこういうことなんでしょう。(笑)


また、陰湿ないじめの方が多かった気がします。

ちょっとここでは言えないような、Madmanとしか言えないようなやつとかね。

こらはリアルです。

実際に見たことありますし。

改めて読むと「不良」たちが以外に真面目な件など

まだ全話は読み切っていませんが、途中まで読んだだけでも面白い気づきがいくつかあります。

  1. 帝拳高校の不良ども、ちゃんと修学旅行に行く。そもそも毎日登校している(笑)
  2. 何度も留年した輪島が、卒業式で答辞を読むという奇跡。
  3. 前田太尊の彼女・千秋よりも、勝治の彼女・和美の方が断然かわいい。
  4. あれだけ殴られてるのに、前歯が絶対に折れない不思議。

……まぁ、マンガですから、野暮な突っ込みはここまでにしておきましょう。

森田まさのり先生の“画力の暴力”に改めて脱帽

連載当時はただのケンカ漫画として読んでいましたが、今見ると森田まさのり先生の画力が異常です。
1コマ1コマの書き込みが尋常じゃない。
それを週刊ペースで描いていたなんて、本当に狂気の沙汰。

背景の街並みや汗の描写、キャラクターの目つきまで、すべてが生きている。
この「熱量」こそが、90年代ジャンプ黄金期の凄さですよね。

今日のところは、以上!

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